人間関係リセット症候群 | 大自由の翼のブログ

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リアルタイムでは見られませんでしたが、ノジェス映画哲学オンラインサロンを視聴しました。



そこでいくつか時事ネタを取り上げているのですが、その中で関心を引いたのが人間関係リセット症候群というもの。



平たく言えば、それまでの人間関係をリセットするために、スマホを解約して、それまでの知り合いの連絡先を消してしまうとか、SNSやブログ、インスタなどそれまで更新していたものを突然停止、登録抹消して友人関係を切ってしまうとか、職場の人間関係が面倒なので、突然退職して転職してしまうなど、それまでの人間関係をないものにしてしまう、切ってしまう行為だそう。


20歳から69歳のうち人間関係をリセットしたことがある人が実に38%もいるということに驚きました。

精神科医の話によれば、スマホなどの影響で人間関係を衝動的に切ってしまうことが多いようです。

理由としては、人間関係が面倒くさい、一人の方がいいなどがあるようですね。


ある人は、それまで関係のあった人との人間関係をリセットしたことによって、その人と会っても何も感じないという話にもかなり驚かされました。


令和哲学者ノジェス氏曰く、存在不安、存在孤独、存在孤立がますます進んでいること、各家族化ではなく、核個人化が進んでいると解析。


これに関連して、教員の中で6500人以上の人が精神疾患で休職状態で、抑うつ状態と言われた教員の一人は、学校に欠員が出ていて、休みたくても休めない状態。この話に対してノジェス氏は、かなり学校はヤバい状態で、その裏には教員が何をどのように教えればいいのか?分からないという話がありました。


今回の話を聴いて、人間関係に絶望している人間が数多くいるのだなと感じる一方、裏を返せば、本当の意味でリセットすべきは何なのか?を考えるきっかけがあれば状況が反転するとも思いました。

一緒にオンラインサロンに出ていた原田さんが言っていましたが、人間関係をリセットする前に認識をリセットする必要があるという話にかなり共感しました。


人間関係を五感覚脳で見れば、関係性の仕組みが見えず複雑に感じてしまうので、かなり面倒になるのも頷けます。なので、認識をリセットして今ここ歓喜状態になること、その上で深い信頼がある人間関係を構築できることが大切だなと感じました。