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あなたの夜を埋める物

ひきこもごもな毎日とテレビ・音楽・本・食べ物・夜更かしの友をご紹介。独り者推奨。

先日、クックパッドでおからマフィン に次ぐ、おからを使ったお菓子の神レシピを発見した。

私の神レシピ認定基準は「おからの下ごしらえをしなくてよい(炒って水分をとばす、粉末状のおからを使う等)」「材料が少ない」「簡単すぎる」そして「おいしい」だ。

あなたの夜を埋める物-101025おからスコーン
「白いだろ…これ半分おからなんだぜ」


おからスコーン

◇材料

生おから:150g
薄力粉:150g
ベーキングパウダー:小さじ2
砂糖:30g
マーガリン:30g(サラダ油でも代用可のうわさ)

◇つくりかた

①ボウルに全ての材料を入れ、手で混ぜてひとまとめにする
②打ち粉した台の上で1.5~2cmの厚さにのばし、型抜きまたは切る
③170℃~180℃で予熱したオーブンで20~30分焼く


見よ、このざっくりレシピ。
そして半分小麦粉と半分おからというシンプルすぎる材料。素敵☆

この分量で直径5cmくらいのグラスで抜いた丸いスコーンが8~9個できた。
少ししっとりして、ちゃんと真ん中で横割りもできるまさにスコーン。レシピどおりの砂糖の分量でほんのり甘いくらいなのだが、もう少し減らしても自分的にはいけるだろう。

普段、スコーンを食べないのでよく知らないのだが、本来ならイギリスのおやつで紅茶と共にジャムとかクロテッドクリーム?をつけて食べるんだったか……そんなものがうちにあるかーい!執事はおらぬかセバス~セバスチャン~!←いないよ。
たまたまこの日はうちの執事が休暇をとっていたので←だからいないって。バナナにレモン汁と砂糖をかけてチンしたものをつけたり、そのまま食べた。おいしかった…。

しかし、初めておからスコーンが成功した嬉しさから、おいしいおいしいと3つほど食べたら、深夜寝る時になっても胃がパンパンでウンウン唸るハメに陥った。
後日、ふと思い立ち、夕食前にひとつ食べて茶をぐびぐび飲んだら「ご飯…米は今日いらないや」と炭水化物への欲求がすっかり失せてしまった。

「これは使える…おからクッキーより使えるかもしれない…ゴクリ。」

マーガリンの部分を豆乳やバナナに変えることでノンシュガー、ノンオイルでもいけるという情報もあったので、もしこれで問題なく焼けたらダイエット的に最強じゃなかろうか?
これはおからスコーンのカロリーが是非知りたいところである。読者様の中に栄養士さんいらっしゃいませんかー!←飛行機ドラマによくある「お客様の中にお医者様~」調で。

「おからスコーンは1日1個、多くても2個まで」
「水分をたっぷりとろう」

この注意事項を忘れずに、おからスコーンを上手に食生活に取り入れていきたいものだ。
おいしくてダイエットにも使えるなんて、EじゃんGジャン最高ジャン☆

華おから
「おからおいしいよ、おから」



あなたの夜を埋める物-101019芋ケーキ
「洋菓子にしてはけっこうワイルドな見た目だ」


この記事は、前回の記事 で狙っていたローソンのウチカフェシリーズの限定さつまいもケーキ『種子島産 安納芋・みつ姫のケーキ』が18日から販売かと思っていたら18日“まで”で「発売期間が終わったお菓子を紹介する」という、前回のマカロンよりもひどい「乗り遅れ記事」である。

この日付感覚の失せっぷり。私の脳はどうかしているのだろうか?いや、結構な部分がすでにどうかしているのは自覚しているんだけどね。
もう売っていない商品の記事を書くって鮮度が閲覧数を左右するブログの世界においてどうなのよ?なにがブログ強化月刊よ、書籍化ジャンルよ、やる気あんの?バカなの死ぬの?

マカロン同様、30円引きクーポンで購入したのだが、定価298円…コンビニの生菓子にしては高額な気がするのは私だけだろうか?

さつまいもの部分はねっとりやわらかではちみつのような甘さ。甘い品種のさつまいもをそのままごろっとトッピングしているのかと思っていたが、多少はスイートポテト的な加工をほどこしているのだろうか?
もし何の手も加えてないとしたら、さつまいもの革命だ。

皮つきだったので「皮は食べるのか?食べられるのか?」と悩んだが、新じゃがみたいな薄い皮だったので食べちゃった。大丈夫…ですよね。

下の薄いスポンジ記事にもさつまいもが使われているとあったが、そんなにさつまいもっぽさは感じられなかった。メインのみつ姫さつまいもの香ばしさと甘さが強いせいかもしれないが。

もう一回食べたかったんだけどな、さつまいもケーキ…ウチカフェレベルのケーキは無理だが、さつまいも入れたケーキでも焼いてみるか。


うちに紅玉りんごがあったので、ケーキを焼いてみた。レシピはこちら。
http://allabout.co.jp/gm/gc/4882/



あなたの夜を埋める物-101015紅玉りんごケーキ
「上のリンク画像と見た目が違うのは私のお菓子作りの腕がへなちょこだからだ」


昔読んだ『美味しんぼ』で「離婚で父親側に引き取られ“母親に捨てられた!”と思い込んでいる男性が、母親の作ったアップルティーとアップルパイを忘れられないがあまり、あちこちの店でそのふたつを頼んでは『こんなん違う!』とケチをつけるので困っている婚約者の女性の話」←最初の方のコミックスに掲載、そして超うろ覚えざっくり解説。他、雑誌等で「紅玉りんごはお菓子に使うと良い」というのを知っていたので作ってみたくなった。

生で食べた紅玉りんごは舌がキューッとなる酸味の効いたりんごだなあ程度の感想しか無かったのだが、ケーキ用にいちょう切りにして、砂糖と鍋に入れ弱火で水分がなくなるまで煮詰めて、体積がかなり減ってやわやわになったりんごを生地に混ぜ込み焼く。


すごく…甘酸っぱくて…
おいしい…です

砂糖を加えたり、火を入れることにより風味が消えるんじゃないかと思っていたのだが、とんでもない。
むしろ生より美味しさ倍増!煮詰めた分、ケーキに対してりんごの量が少なく、具の大きさも小さくなってしまったので、りんごケーキとしてはものたりない。りんご2個使ってもうちょい大きめにカットして入れればよかったー!

今回のレシピはマーガリン多めで、砂糖も15gほど減らしてみたものの、普段作っている焼き菓子が油分すくなめ、または無しのものが多いので、個人的にはくどい感じがしたが、一般的には市販のケーキと同じ甘みと食感かと。
しっかし下手だなコレ(笑)。焼き上がり生地にきめ細やかさが無いし、気泡入っちゃってるし。

油分が少ないものやヨーグルト使用などの他のりんごケーキのレシピでも作ってみたいのだが、肝心の紅玉りんごがもう無い。
母親の話によると、紅玉りんごは普通のりんごより生産量が少なめ、超時期モノ、日持ちうんぬんの関係でスーパーでは扱わない(売っていたとしても地元のスーパーには無い自信大アリ)だとか。今回はたまたま生協であったので注文してみたっぽい。

オラに紅玉りんごをわけてくれー!

【御予約販売】沢屋契約農家の信州産紅玉りんご(9kg規格箱入)
「楽天で買えるのかーしかし9kgで5,000円というのが安いのか高いのか謎」

「私は結構、ひとり決めたら、その人にのめりこむタイプなんですよー」
「自分が忙しい時と相手が暇な時が合わなくって…そういう時どうするかっていうのが…」
「やりすぎず、やらなさすぎず、それが相手の為なんですよね!」

板1枚で仕切られた左隣の席から、ですます口調で己の恋愛道を熱く語っている女性2人の声がする。聞く気はなくとも、営業で鍛えられたのか、高めでハキハキとした女性の声は狭いカフェによく響く。

「すぎず、すぎずって言ったって、相手が満足する適量と自分の思う適量は違うだろ…。そんな自分のモノサシで計ったように上手くいかんて(笑)」
相手の容姿、表情も板で遮られて全くわからないが、つっこまずにはいられない我が性分。

この手の話を出先でする時は周囲の他人に大抵心中で笑われていると思っていい。さらに板の向こうにいる客がツイッターとブログをやっているというダブル不運。
ただ聞かれただけでなく、インターネットを通じてバラされる。気の毒だったな、お姉さん達(といっても多分年下)。


「『ありがとう』って言うと自分が損をするって考えなのよね、うちの上司って」

左の席の恋に熱い働く乙女達が店を出たら、今度は右隣の仕事関係と思われるアラフォー?男女が「仕事における人付き合い」について語り始めた。


ゆっくりまったり穏やかな時間が流れる…そんなイメージだった午後のカフェがこんな10代真剣しゃべり場(笑)並みに熱いとは知らなかった。

「自分の言葉で自分の事を作らず、偽らず誰かに語る」そんな“お茶”を最後にしたのはいつだったか。思い出せない。
ブログや携帯でネットを通じて文字で綴ることはあっても「声を出して」というのはあたりまえだがひとりではできない。
そもそも「誰かと食事する」という機会が格段に減った。誰かは家族も含まれる。

2組のカフェ客が去っても、かぼちゃプリンが腹にたまりすぎて、ボウルたっぷりのアニスチャイを飲み干せず「お腹が落ち着くまで、もう少し居るか」と、カウンターでマスターとバイトの女の子がキャイキャイ話しているのをぼーっと眺めて、こくりこくりとチャイを飲む秋の午後16時前。


あなたの夜を埋める物-101010かぼちゃプリンの食べ応えは異常



あなたの夜を埋める物-101004割引マカロン


「不思議なお菓子だなあ」

マカロンを食べるたび、いつもそう感じる。
外側はほぼ砂糖の甘さが強く、パリパリボロボロ。記事は軽いというかスカスカだし、形も碁石みたいな丸が会みたいに2枚くっついているだけで特別な飾りもなし。
ただ赤、紫、緑、黄色…色鮮やかで、見た目で楽しむというか、どちらかというと、外見重視のお菓子なんじゃないかなぁと。

先日、ローソンのUchiCafeシリーズのチョコマカロンを食べてみた。
都会ならともかく、田舎ではケーキ屋はあっても、マカロンを扱っているところは無く、神戸でしか食べた事の無かったマカロンを近所のコンビニで買えてしまうことに、なんだか「コンビニの洋菓子も進歩というか洗練されたというか」と妙な感慨にふけってしまった。

久しぶりのマカロンは私がそれまで見てきたマカロンの2倍くらいの大きさで「こんなデカイマカロンがあるのか…」とおどろいた。

1個150円のところを事前に入手した割引券をつかって120円で購入。食べてみると外側はパリパリ砂糖でチョコレートよりやさしいココア風味。挟まれたチョコクリームと甘酸っぱいラズベリーソースの組み合わせが美味。

150円いや、120円でこのマカロンクオリティは見事だ。マカロンなんてマイナーなお菓子がコンビニで味わえるなんていい時代になったものだ。

おいしいとはいえ、サイズや甘みの強さ的に、2個3個と食べられるものではないので、1個でこのサイズはおやつにちょうどいい。
「まかろん?なにそれ?」というマカロン未体験の方はこの機会にあなたの町のほっとステーションでマカロンデビューしてみてもいいかもしれない。


……販売期間は今日までだが。(UchiCafe1周年記念の数量限定期間商品)気になる人はダッシュ!


「第3弾限定商品のサツマイモのケーキねらい中」ウチカフェスイーツサイト
http://www.lawson.co.jp/recommend/uchicafe/top.html


あなたの夜を埋める物-20101002群生


線路沿いの小学校の通学路に今年も彼岸花が咲いていた。私にとって桜のつぎに見るとテンションが上がってしまう花である。

桜と彼岸花が好きだというと、和製オカルトちっくな世界に興味津々な女子中学生みたいでひとりで勝手に気恥ずかしくなってしまうのだが、花好きの家庭とか、花屋みたいに花に囲まれた環境で育たない限り、田舎の女が馴染みのある花など学校に咲いていた桜、チューリップ、ヒマワリ、アサガオと通学路に咲いている草花、そして彼岸花くらいだろう。

葉のない、長い黄緑の真っ直ぐな茎に地面が見えないほどに群生する赤。
まだ花が開いていないのもあって、摘んで部屋に飾りたいと毎年思うのだが、ヒガンバナを家にいけるのは縁起が悪いと子供の頃から聞いてきたので未だに摘むのをためらってしまう。
しかし彼岸花の色違いが英名の「リコリス」で栽培されていたり、花屋で売られている。赤以外の彼岸花?なら不吉じゃないのだろうか?

ヒガンバナ花言葉を調べてみた。
「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」 「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」。

10月のほんのひとときだけ大きな花を咲かせ、死を匂わせる「彼岸」という名前と強い毒を持つせいで死人花、地獄花とも呼ばれ、不吉だと忌み嫌われた花。他の花々には無い強さと鮮やかさを持つが故に近寄りがたい孤高の美女、といったところか。

今年もやっぱり摘めなくて、家に帰り、彼岸花の壁紙を探してPCのモニタに設定した。


あなたの夜を埋める物-20101002花弁

先日、あるCDを友人から聞かせてもらった。

[CD] (ドラマCD) 官能昔話6~戦国恋絵巻~

「冒頭のイヤホンとヘッドホンの解説で多分皆笑うはずだ」


『官能昔話』…タイトルを見ると結構恥ずかしい、親に見つかるとより恥ずかしい。そんな『官能昔話』 である。

昔流行った「大人ためのナントカ童話」のように残虐なシーンやまぐわいシーンは無く、ヘッドホンまたはイヤホンで聞くと、いい声で甘めの台詞が耳元や後ろから囁かれているように聞こえるという「ちょっと生々しい読み聞かせ」程度の『官能』である。

「ドラマCD」という商品の存在をはじめて知る方もいるやもしれないので簡単に説明すると、文学や小説といった文章を朗読したものプラス情景にあった環境音や効果音が入ったCDで、アニメやゲームやマンガ好きそして声優好きな人ならこの手の商品にぶつかった事があるだろう。

この『官能昔話』は有名声優を起用し、日本やグリム、アンデルセン童話、怪談…と人気があったのか次々と発売され第6弾の『戦国武将の恋愛物語』で一端終了とのこと。

童話や神話のネタが尽き、戦国ブームにのっかったか…と思わずにいられないシリーズ最後の『戦国武将の恋愛物語』。
織田信長、伊達政宗、細川忠興という歴史上の人物をどんな力技で女子が喜ぶ台詞を耳元で吐き、かつ『官能』的な物語に仕立てあげているのかという、ネタとして興味を抱かずにはいられない『戦国恋バナ(笑)』である。

『官能昔話』シリーズを聞く時のお約束「イヤホンまたはヘッドホン装着」私はイヤホンで聞いたのだが、普通に語っているぶんにはいいのだが、ふいに「顔に近づいて囁く」とか「首筋に顔をうずめて」とかのシーンになると急に声や息が近くなり「なにさらすんじゃぁあああ!こっちくんな!」と耳がこそばゆくなって仕方がない。
甘い台詞にうっとりするというより「なんだこの恥ずかしい罰ゲームは」という意味で笑ってしまう。

肝心の『戦国武将恋愛ドラマ(笑)』の内容だが、織田信長と濃姫、伊達政宗と愛姫(めごひめ)と史実にのっとったカップルで、武将たちの生い立ち→嫁との初対面→嫁に愛を誓ったり揉めたり→史実どおりに武将の最期までを語り→「おしまい」でしめる(昔話を読み聞かせているという設定なので必ずコレを言う)。

どの話も大体こういう流れなのだが、嫁との初対面のところで、「俺の身体をふけ」「お前は今日から俺の嫁だ」とか言ってなんか皆、近寄ってくる(笑)ああむず痒い←じゃあなぜ聞く?

そんな戦国武将恋バナが大体ひとりにつき15~6分程語られるのだが、前に書いた「力技で恋愛モノに仕立てる」という部分が最も強かったのが、「伊達政宗が趣味の料理をしている時に嫁の愛姫があらわれて、政宗が嫁の後ろにまわり、包丁を持たせ野菜を切らせて「はい、あーん」と指で料理の味見をさせたシーンだろうか。
伊達政宗って料理が趣味だったのか?史実どおりでもそうでなくても「あーん」は無い、うん無いな。

細川忠興と細川ガラシャの話は、嫁が好きすぎて、嫉妬のあまり嫁と言葉を交わしただけの庭師をその場で切っちゃったり、戦国の世から守るべく、嫁を幽閉し「かわいそうに、もっと私に身を寄せるのだ、私だけを求めてくれ…ハァハァ」「そなたにバレテンの教えなどいらぬ!私だけを見ていろ!そのことをこれからみっちり、教えてやる」というただの嫁依存のヤンデレ武将になっていた時はどうしようかと思ったが、話としては今作のテーマに一番近くて面白かった。
少なくとも「伊達政宗のラブラブクッキング」よりは無茶な展開じゃなくてよかった。

3人の武将の恋愛話の他に直江兼続の子供時代の昔話らしいほのぼのとした話も収録されているのだが、『官能昔話』の売りの「耳元からいい声で囁いてくれる」というのをどうしても盛り込まなくてはいけなかったのだろう。

柿を喉につまらせた小猿をちびっこ直江兼続たちが助けるという設定で「うぅうん…ずいぶん奥までずっぽりと…(柿が)はまってる…」と小猿の立場で無駄に色っぽく囁かれた時は「『官能』って…なにかね?」という遠い目にさせられた。

『官能(笑)昔話』な部分もある大人のための昔話ドラマCDだったわけだが、一番『官能』的だったのが「戦国武将の恋話を綴った巻物を集めてきたくのいちの上司」という設定の案内人・井上和彦氏の語りが一番いやらしかったと思うんだ。
いや、過去に こんな記事 書いちゃってたりするが、別に自分の好みだけでそういっている訳じゃないですよ、ええ。

アイであそぶ。―二宮ひかる作品集/二宮 ひかる
「帯の『挑発(しかけ)≫反応(こたえ)≫結合(みちる)』のコピーが秀逸。」


もしもあんなもの(観覧車)に乗ったりしたら
幸せすぎて死んでしまうに違いない

『観覧車』より


年下の同僚高畠くんから「好きなんですけど!!……どうしましょう?」と告白されたスドーさん(女性)。「『けど』ってなんだ?てか決めるの私かい!!」まったくもってそのとおりな、ちょっと困った告白から始まる『観覧車』。

最後の台詞がやけに胸に残るのは、サバサバした性格のスドーさん主導の関係のようで、スドーさんは年下の高畠くんの想いと身体に満たされて「自分を求めてくれるひとがいるのっていいなあ」という、突然やってきた、くすぐったい幸せに揺れてしまわざるを得ない結果の、未だ叶わぬ“観覧車デート”。

不幸せより幸せな時の方が不安。

『白昼夜夢(はくちゅうやむ)』の恋人の未来を夢で見てしまい、いつも恋が続かない里子が予知夢だと思っていたのは、ただの恋したがゆえの不安と妄想なんじゃないの?それだったら誰でも皆そうだよと、言ってあげたくなったし、彼女も気づいたし。

「女の考えていることはワカラン」を見事に描く二宮ひかるの短編を集めた『アイであそぶ。』。
ワカラン女の子と女の人に振り回される作品が多い二宮作品の中で、高校男子が同じ学校の女教師を泣かせる『ごめんなさい』は珍しい。そして行為そのものをメインに描いた作品が『「…ごっこ」』1本のみ。

だからといって物足りないわけでもなく、ただ過ぎていく日常に予期せずすべりこんでくる「アイというもののわからなさ」に振り回されるのも悪くないなぁと、いい具合に気持がやさしく、やらしくにもなる1冊だ。


あなたの夜を埋める物-100916とろとろもも


このブログで何度か書いた事があるのだが、私は不二家ピーチネクターが好きだ。

勿論生の果物の桃も好きなのだが、財布を痛めず、一年中手軽に桃を味わえるのがいい。あの甘い芳香と、とろりと口腔を満たす桃果汁は人を幸福にする。「桃源郷」という言葉に「桃」」が入っているのは「桃は理想郷の味」ということなのだと思う。
違っているとしても、熟れた桃の薄いうぶげを剥いで、指先をつたう果汁を舌先でとめて、冷え冷えのやわらかい果肉を丸かぶりするだけで、なんか、頭がぽわわわんとして…飛べるね←危。

今年の春、「不二家ネクターサワー・スパークリングピーチ」を飲んで「アルコールの苦味がじゃま」という、アルコール飲料としてのネクターを全否定し、それから再びネクターサワーを購入する事も無く、季節は秋。
今度は期間限定で「不二家ネクターカクテル・とろとろピーチ」なるものが発売。「とろとろピーチ」「果汁25%」に惹かれて購入。

前述のスパークリングより果汁1.5倍増しの25%で炭酸が入っておらず、喉ごしは通常の不二家ピーチネクターとほぼ同じのとろとろ。よく冷やして飲むとアルコールの匂いも苦味もほとんど感じられないので、よろしくないことを言うと「小学生に出しても気づかれず飲めちゃうんじゃね」でも未成年の飲酒はダメゼッタイ!そんな年齢制限付きネクターである。

アルコール度数も4%と微々たるものなので、酒の弱い私でもちょっと顔と頭がぼおっととして、1時間経たずに醒めてしまった。
小さな缶の分量もちょびっとなので、少し疲れていても、気持が荒んでいても、とろとろピーチの甘さと香りにちょっぴりのアルコールで、1日の終わりに少ししあわせになれる丁度いい飲み物だ。


不二家ネクターつぶつぶ白桃 400g 広口ボトル缶 24本セット
「これを探しているのだが地元に売ってない。つぶつぶでとろとろって最高じゃねーか」

先月、人生初の1万円越えのカナル式イヤホン『DENON AH-C700-s』 さんがお亡くなりになった。

1年3ヶ月…イヤホンとしては短すぎず長すぎず…。しかし2年はもって欲しかった。ほぼ毎日愛用していただけにわりと悲しい。誕生日を前に壊れたというのがさらに悲しみに拍車をかける。
去年のPCといい、どうして狙ったかのように高額商品を自腹で買うハメになるのか…こんな「自分への誕生日プレゼント♪」は嫌ぁあああ(泣)

PC起動時しか音楽が聴けない生活にそういつまでも耐えられるものではないので、イヤホン購入の際にお世話になった野田屋電機のオーディオ担当さんにメーカー保証や修理についてメールで問い合わせをしてみた結果、「保証期間の新品交換もあやうく、修理も6~7千円かかるので、新製品買い替えか、同機種展示品を格安で譲ってもらう」のどちらかに決定。

そして先日、野田屋さんに行き、お迎えしたのはこちら。


あなたの夜を埋める物-100912DENONAH-c710-s


DENON AH-C710-S
店頭価格 14,800円(税込)


「給料前だし、節約しなきゃだし、展示品なら5,000円で譲ってくれるって言うし、イヤホンの寿命が1年そこらと知った以上、1万以上は出せない、出しちゃダメだ、出しちゃダメだ、出しちゃダメだ…」とシンジ君ばりの葛藤を吹き飛ばした、イヤホンとは思えない程の低音の鳴りと立体感。そして1万円以上の高額イヤホンでは珍しいシルバーとホワイト。
私の持っているKENWOODの白はんぺんとなんというベストコーディネイト!予算1万で考えていたので、ATMで5千円ダッシュで下ろしてきてしまった。この日、通帳残高が91円になったんだぜ…バカヤロウって皆笑えばいいさ。

このイヤホンいや、インナーイヤー・ステレオヘッドホンDENON AH-C710
名前のとおり、お亡くなりになったAH-C700の後継機である。700の方はたまたまた特価1万円内で買えたのだが、本来の価格帯だと700と710はほぼ同じらしい。しかし低音・中音・高音域と程よく鳴っていた700に対し、710はプラス、低音の鳴りがたまらなくいいのだ。

1万円以下のイヤホンも視聴させてもらい、低音の鳴りのいいものはあったのだが、代わりにボーカル部分や高音域が犠牲になっていたり、ただボンボンと暴力的に鳴っているのに対し、AH-C710はドラムならドラム本来の「叩きかたや力加減による違いがはっきりわかる音の表現力」に優れているのだ。

ドラムがあって、ベースがあって、そしてボーカル、電子音の高音…と、音の在り処がよくわかる。オーディオまわりにこだわるようになって、何が楽しいかというと、それまで気づけなかった音が鳴っているのがわかった時。音の中の音を探す行為に夢中にさせられるのだ。

ただ、音の表現力が増したのとひきかえ?に曲の始まりや曲間の無音部分や小さな音が鳴っているときの「サーーー」というノイズがものすごく気になる。
ある程度の音が鳴ってしまえば気にならないのだが、低中高すべての音域をバランスよくとってくるぶん、元のCDに収録されているノイズもひろってくるのだと教えてもらったのだが、これは使っているうちに変わって来るのかもしれない。
でもこの「サーーー」ノイズというマイナス要因があっても、上記の音の鳴りっぷりで許してしまう。本当にイヤホンから聴こえてくる音とは思えない。

野田屋さんによると、ここ最近のイヤホンの品質向上は各メーカーめざましいものがあり、だいたい1年で同価格帯の性能がべらぼうに上がったモデルが出てきているそうだ。
この話を聞いて「イヤホンの寿命が1~2年なのは、ひょっとしてメーカーの策略なのだろうか?」という疑念が生まれた。使う頻度によるらしいが、できれば音質向上と共に、断線しにくいコードの品質向上もお願いしたい。C710さんは700よりコードが細いのでとても心配なのだ。

「コードが細い=断線に気をつけてね!」という事なのか、C710にはキャリングケースが同梱されている。さあ聴くぞと、イヤホンをケースから取り出し、使わないときはケースにしまう…ケースにわざわざ収納するイヤホンなんてすごく高級品みたいじゃないか。


あなたの夜を埋める物-100913イヤホンケース
「皮素材風のけっこうしっかりとした高級感のあるキャリングケースに驚く」


あなたの夜を埋める物-100912ケース収納


まさか自分がそんな高級イヤホンを取り扱う日が来るとは思わなかった。まぁ、今のところちゃんと毎朝毎晩ケースにちょこちょこと収納している。やはり1年そこらで断線されてはやはりつらいものがあるので…。

ちなみにお亡くなりになったC700の方は、いちかばちか修理に出してもらったところ、ギリギリ保証が受けられたそうで同じ700ではなく、C710のシルバーの新品を無償交換してもらえることになった。つまりもうひとつ、14,800円のイヤホン様が無料でうちに来るわけである。
さすが国産メーカー!DENONのサービスは伊達じゃねえ!!←某BASARAアニメの筆頭風。これはDENONに一生ついていくしかないわ!

今回のような急な故障の為にも予備をもっておいたほうが良いと勧められていたので、これは幸運としか言いようがない。なにより、もう耳が1万以下のイヤホンに戻れそうにない。こうやって人はオーディオの深い森へとはまっていくのだなぁと実感した次第だ。

さあ次はヘッドホンだ。


DENON インナーイヤーヘッドホン AHC710S/デノン

「ネットで購入した方が安いのはわかっているが視聴させてもらったとこで買うのが私のジャスティス」


DENON インナーイヤーヘッドホン AHC710K/デノン
「黒もあるよ!」