LUPIN the Third 峰不二子という女 第7話『音楽と革命』雑感 | あなたの夜を埋める物

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オープニングの「盗み続けることは人生を賭けた最高の官能」からの「心理的根拠は、不明」のくだりで肩がガクッてなる。
そうか、不明なのか……。

LUPIN the Third 峰不二子という女 第7話『音楽と革命』雑感でございます。

7話をはじめて見たあと「どうしよう話がつかめない、本当にわからねえよオイ(汗)」とえらい焦った。

後半入ってからしばらくして「あぁ、今回のお宝は革命家フィラデル暗殺からの油田だったのか」とわかったくらいだったので、何度も見た結果の雑感である。

【峰不二子という女⑦】
冒頭から収容所で鞭で背中をしばかれているなんておだやかじゃないねえ。不二子ちゃん。

飛行機の底が抜けて空中に放り出されても、一向に動じず大の男を連れてゆったりと五ェ門の手をとって脱出する。
それが峰不二子という女。

ビキニの上をとっぱらってトップレスのまま砂浜にたたずむちょっと日焼けした不二子。
週に1度の乳首ノルマは達成(笑)

不二子「私の望みは──」

何度か出てきた台詞だがひたすら寸止め。
一体不二子の真の望みはなんだったんだよー?収容所でもフィラデルにも「黒幕は誰だ?」と問われていたが黒幕なんていなかった、でいいのだろうか。


【石川五ェ門という男②】
ジャーナリストとして新聞に載っていた不二子を狙って五ェ門キター。
今回こそ「それがしのがーるふれんど」にしたいんだね。ああもう嫌な予感しかしない。

五ェ門「暗殺は仕事ではない、修行だ」
工エエエェェ(´д`)ェェエエエ工 やっぱりこのシリーズでも修行バカなの五ェ門。

そして清純な家庭教師の時の呼び名のマリアで呼ぶ五ェ門。
やだこのひとまだ本気だよ。


五ェ門はなぜ飛行機の上に立たされて敵機を斬るという展開が多いのだろうか。

フィラデル「あんなところにサムライが」
不二子「ボーイフレンドよ、迎えを頼んだの」

やったね五ェ門、ともだちがふえたよ!


【革命家フィラデルと不二子】
不二子ちゃんのことをフィラデルが「ぷりんせっさ」と呼んでいる?お姫様的な意味の言葉なのかな?

フィラデル「踊ってみないか、プリンセッサ?」
不二子の狙いを見抜いた上で行動をともにすることになったふたり。頭もきれるしスッキリとしたダンディーで地味にいい男だなフィラデル。

油田狙いで各国の首脳が喧々諤々な話らしいのだが。うーん、微妙にわかりづらい。
そしてプリンセッサ不二子と革命家のちょっとしたロマンス。なんか洋画っぽい。

不二子「政治は劇でもコンサートでもないわ」
兵士「今フィラデル・ケストを殺せば世界に名が残る」
不二子「だったらビートルズでも殺したら?」
フィラデル「ロックは勘弁してくれ、もっとリズムのあるやつがいい」
不二子「アンコールはまだよ!」

そして飛行機の上の五ェ門によって脱出成功の不二子とフィラデル。
フィラデルは「時代のロックスター」となった。

フィラデル「ロックは勘弁してくれ」

このあたりの台詞がタイトルの『革命と音楽』の“音楽”要素なのだろうか。
フィラデルの人となりを表すのに音楽に絡んだ台詞がいくつかあったものの、タイトルに付けるほどストーリーにおいての音楽の重要性を感じられなかった。

【マリア改め不二子と五ェ門】

場面変わって不二子オン・ザ・ビーチに五ェ門登場。シーン急展開で話の内容がつかめねえ(汗)


五ェ門「なぜ暗殺を実行しなかった?怖くなったのか」
不二子「ねぇ、オイルぬってくださる?」

昭和のプレイガールだ(笑)
そして五ェ門イラッ☆としつつも話をしている間、座ってサンオイルを持っているのが地味に可笑しい。
塗ったの?ねぇ塗ったの(笑)


五ェ門「おぬしは今回依頼を達成しなかった。だが正義を成したという意味では最後にふさわしい」
不二子「足を洗うつもりは無いわ」
五ェ門「では、なぜ殺さなかった」
不二子「本当の狙いは隠し油田の場所」
五ェ門「おぬしの望みは…やはり」
不二子「私の望み…ねぇ。もういいわ」


隠し油田の座標を調べた結果、導き出されたのがカリーブのビーチだったというオチ。

不二子「彼のいうとおり、この国に必要なものは油田じゃない。だから…」
五ェ門「まさか、ここなのか?おぬしはおぬしの居場所をみつけたいと。惚れたのか?」
不二子「ロックスターは好みじゃないわ」
五ェ門「であれば、マリア!」
不二子「マリアじゃない、峰不二子よ、ボーイフレンドさん。またね」

よっぽどマリアな不二子がどストライクだったんだね五ェ門。


【3ヵ月後──の謎】
今回の7話、冒頭の「3ヵ月後──」に収容所で鞭で黒幕吐けよーとしばかれているところをフィラデルが助けに来て「大丈夫かプリンセッサ」と言っている。
この3ヶ月“前”じゃなくて“後”なのが話のわからなさに拍車をかけている。

ハイジャックの日が本編のリアルタイムで起きたこととして、7話の時間軸は


2ヶ月前:フィラデルがジャーナリストとして近づいた不二子の正体を見抜く

2週間前:不二子と五ェ門が出会う

フィラデルと不二子国連に出発→プロペラ機ハイジャックされる→五ェ門の協力により2人救われる

3ヵ月後:不二子収容所でしばかれているところをフィラデルに救われる。


でいいのだろうか?

不二子と五ェ門のビーチのシーンがハイジャック後で、収容所でしばかれている3ヵ月後より前なのだろうと思うんだが、助けたられたその後の描写が無いものだからもう訳がわからなくて仕方ない。

フィラデル
「踊りが好きでね、学生時代に訪れたカリーブは素晴らしいビーチと旨い酒と美しい女、好みのリズムがあったんだ」

不二子そして各国が狙っていたお宝の隠し油田は、フィラデルの愛したカリーブのビーチだったらしい。
でも3ヵ月後に収容所でしばかれている…隠し油田の情報がまだ生きているってことなのか、本当にビーチが隠し油田なのか…ああもうわからない。

どうも不二子と五ェ門回は前回も含めて、ドラマ的にぬるいイメージが出来てしまった。
『終末時計』とか『革命』とか話的には世界レベルで大変な展開なんだが、とりあえず公式のあらすじ以上でも以下でもない話だった。

不二子の「真の望み」や隠し油田がただのビーチだったことに納得した理由を明かさないことで“謎の女・峰不二子”を描きたかったんだろうが、視聴者が混乱するだけの謎は勘弁して欲しい。
それに添え物のように五ェ門がいて「マリア→峰不二子」という名前を覚えた。ただそれだけの回な気がしてならない。

次回は次元と……オスカーがでやがるそうです。あぁ、なんかもう今から疲れが…。