超主観的 DISCOVERY | 夜の散歩をしないかね~好きこそものの上手なれ~

夜の散歩をしないかね~好きこそものの上手なれ~

From夜の散歩をしないかね
Mr.Children 田原健一さんが好きなShinobuの徒然
~since2005~

超主観的 DISCOVERY


 

ミスチルに関われない生活にも慣れてきた私はもう大学2年になろうとしていた。

 

1997年3月29日のあの衝撃と落胆、行き場所のない想いも月日の長さや忙しさ、


他の男性への気持ちなどで忘れかけていた。

 

先行で発売されたニシエヒガシエに深海の頃のミスチルはいなかった。

「ギャー!!ギターかっこいい!」と私も思う。

 

そして彼らは戻ってきた。1998年10月21日「終わりなき旅」という名曲を引っさげて帰ってきた!!!

 

1999年1月13日に「光の射す方へ」そして2月3日「DISCOVERY」発売!!!

 

 

私が初めて新生田原さん始め、ミスチルと対面するのは1999年3月27日と決定した。

 

久々な緊張に前日は落ち着かない。ウ~ン・・・懐かしい。田原さんとは2年ぶりの再会である。


胸が躍る。今回は思いつめてはいないわ。

 

久々のグッツ。うお~!!!写真集のようなパンフ。それも2冊!!!

 

田原さんの耳にピアス。かっこい~!!!

 

席は田原さん側。スクリーンも真ん中だけでセットもとてもシンプルだった。


そしてスクリーンでは3桁の数字がどんどん数を増している。

 

そしてその数は4桁になり・・・・1999になる。

 

キャー!!という叫び声と共に久々に見るMr.Childrenが登場。

 

田原さんのギターで始まるdiscovery。

 

あぁ・・・やっぱこの音だ・・と実感。やっぱり田原さんのギターが一番だ。

 

アンダーシャツでは田原さんの笑顔も見られた。

 

そう言えば笑顔・・・前の時は覚えていなかった。

 

名もなき詩のソロに絶叫。

 

そして青いピンスポに照らされる田原さんが弾くのはPrism。切ない。

 

I'llbe。名曲である。最後の方で激しくなるギター。体を反らして田原さんはかき鳴らす。


花へ移る。やはりどこか前とは違うな。

 

やたら笑顔な田原さんが印象なSimple。あぁ・・・平和だ、穏やかだ、私の胸のうち。

 

でもそんなの一瞬のみ。

 

ステージ中央で田原さんと修ちゃんが向かい合わせでギター弾いてる!!


修ちゃん羨ましい!!!キャー・・・

 

ギャー!!!ラヴ・コネだ~!!!

 

やっぱしこれは発狂、発狂、発狂ですな。


今回はソロ弾き終わった後に「ギター田原健一!」と桜井さん。

 

・・これって!!!大好きな#2601!?メッセはライブハウスと化していた。

 

ミスチルライブで初めての体験。頭振ってノル。

 

た・・田原さん激しいよ~!!色んなとこに動いてらっしゃる。

 

桜井さんはサビを1オクターブ下げて歌っていた。

 

休む間もなくDance×3。通称田原さんの曲(笑)

 

ジャカジャカジャカジャン!!まで歌う私。


横腹痛い。3月なのに汗まみれ。

 

こんな状態でニシエヒガシエかよ~!!!死ぬ死ぬ。


初めて聴く生ニシエヒガシエはライブで定番化するだろうと思わざるを得なかった。

 

曲間は違うアレンジに。しか~し!!こっちの方がギターソロかっこいい。
ごうごうと出るスモークと激しい照明に煽られ田原さん超激しい。

この田原さんの響きを残す、余韻を残すギターの音が大好きだ。

 

一息つくとまた平和が訪れる。

 

ラララ。メッセ全体が一つになって大合唱となる。田原さん笑顔~♪

 

大合唱に割り込むようにトゥモネバ。おいおい・・・何なんだこの演出!!思わず鳥肌。


そして巨大なミラーボールが桜井さんの頭上へ。

 

名曲。「終わりなき旅」である。これは私が失恋した週に発売された。私をどん底から救ってくれた。


一番言って欲しい事を言ってくれた。

 

感謝の気持ちでいっぱい。田原さんも激しい。

 

一旦止んでそこからメンバー全員がJENさんの方を向いて楽器をかき鳴らす

すごい。この人達ってやっぱすごい。休業の意味がはっきりと分かった。

 

ここに新生Mr.Children在り。

 

感動で涙が出る。光の射す方へ。大熱唱。あぁ・・・実感!

 

私もここに在り。田原さんとミスチルと共に在り!!!

 

やたらすぐ帰るメンバー。やっぱ田原さんは一番。

 

お~い!!出てきてMCする桜井さん、確かかなりチャカついていたはず。

 

新たなサポートメンバーを紹介し、「僕達ろくでなしMr.Childrenです。」と言う(笑)。

 

そして弾けまくるエビバデ。爆発なんてないけど素直にのれる。派手な演出なんていらん。


音楽だけで、田原さんのギターだけで十分だ。

 

最後にImage。楽園。

 

ミスチルがいる、田原さんがいるこの世こそ楽園だ!!うおー!!

 

「ありがとう、幸せです」と言って帰るメンバー。私も幸せだよ。

 

また明日ね!!と心の中で呟き帰る。

 

そして5月14日。私にとって忘れられない日である。

 

なんとこの日は田原さんの目の前、4列目なのである。

 

そんなに近くにいて私は大丈夫なのだろうか

 

・・・そんな想いでドキドキしっぱなし。

 

3月の両日で体験したあの新生ミスチル、

 

そして誰よりも大好きな田原さんにまた会えるだけでも幸せなのに。

 

・・・・しかし何も覚えていない。

 

多分もうすぐそこにあの田原さんがいるという事でいっぱいいっぱいだったんだろう。

 

その日の私の日記には一言こう書いてある。

 

「この気持ちを表現出来る言葉があるなら教えてくれ。」

 

ちなみに4回行って分かったが、3月27日の「#2601」はどうやら特別だったらしい。

 

無くても全然かっこよかった。でもいっぱい聴きたかったな。

 

う~ん・・・でも特別って嬉しい。やった!!!

田原さんは私の中で多分前よりも大きな存在になっていた。

 

私の中でも休業というものが与えてくれたものは大きい。

 

田原さんは前とは違う形で私の中に存在してくれている。それが実感出来たライブだった。

 

多分それはミスチル自体が前とは違う気持ちで私達に会いに来てくれたからかな?なんて。

 

田原さんが好きで苦しむ私とはおさらば!!田原さんが好きで幸せな私よ、こんにちわって感じかな?

 


1999/3/27・28 5/14・15マリンメッセ福岡曲順

Discovery、アンダーシャツ、名もなき詩、Prism、Everything(It’syou)、I'llbe、
花~Mement-mori~、Simple

ラヴ・コネクション、#2601(3月27日のみの演奏)、DanceDanceDance、ニシエヒガシエ

ラララ、Tomorrow never knows、終わりなき旅、光の射す方へ

~アンコール~

everybody goes(3月27日・5月14日)イノセントワールド(3月28日・5月15日)、Image