5月19日にバチカン教皇庁が超自然的とされる現象をめぐる新しい規則を発表しました。バチカンニュースや英国BBCで報道されました。
バチカンニュースより抜粋、その1
バチカンニュースより抜粋、その2
バチカンニュースより抜粋、その3
バチカンニュースより抜粋、その4
なんだか判りにくいですよね。と言う事で、こういう分野が得意な東スポの記事から要約してみます。
ー-- 東スポの記事から ー--
涙を流す聖母マリア像、病を治癒する聖母マリア像、壁に現れるキリストの顔のシミなどの超常現象は、何世紀にもわたってカトリック信者たちの信仰心をかき立て、論争を巻き起こしてきた。SNS時代には、デマが急速に広まる可能性があるため、バチカン・ローマ教皇庁が超常現象に対する新しい規則を発表し、19日に発効した。1978年以来の規則の変更となった。英BBC、バチカン・ニュースなどが報じた。
新規則では、超常現象について六つの判定が行われる。最上位の判定は「超自然的な信ぴょう性の確実さは表明されないが、聖霊の働きのしるしを認める」、最下位は「司教は、具体的な証拠に基づき、その現象は超自然的ではないと宣言することを認められる」となっている。
と言う事だそうです。
ー-- ファティマの聖母 ー--
過去に教皇庁が今回の最上位になる”聖霊の働きのしるしを認めた”事例の一つに「ファティマの聖母」があるそうです。1917年、ポルトガルのファティマにおいて、3人の少女の前に聖母マリアが出現したと言う出来事です。ファティマ第三の予言で有名ですよね。次回はこのファティマの聖母についてお話したいと思います。