桜の木は残った | かつての切手少年

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小学生の頃から収集している切手、約10年前から収集し始めた絵葉書や世界の紙幣、好きな旅行、街歩き、等々について書きます。

今年も桜の季節になりました。週末にはアチコチでお花見が行われることでしょう。

ロビーシティ(相模大野駅近くのマンション群)にある桜の木を見に行くと3部咲でした。市の保存木になっているこの桜は直径で1mは超えているので樹齢は100年以上ではないでしょうか。

ロビーシティ、その昔は陸軍の病院がありました。戦後は米軍病院となりベトナム戦争で負傷した兵士が沢山運ばれてきたと聞いています。

陸軍の病院であった頃も、米軍病院であった頃も、桜は毎年花を咲かせ、入院している患者につかの間の平穏と笑顔をもたらしたことでしょう。お花見をしたであろう日本人達や初めて見る桜の美しさに驚く米国人達の顔が思い浮かびます。そんな桜の木は歴史を見てきたといっても過言ではないでしょう。また寿命の長い木々から見れば、人々はせわしなく動き回る生き物に見えたでしょうね。

 

私:おーい、桜よ、君は今何を思っているんだい!

桜:・・・

私:うん?何も思ってないのか~

 

じゃあ、忙しいので帰るよ、また来年会おうー

 

ロビーシティの一角に咲く樹齢100年以上と思われる桜

 

後ろに回ってみると倒れないように支えられているのが分かります。

 

こちらは日曜日に行った盆栽美術館に展示されていた樹齢350年の五葉松。

龍の様な形だな~と思ったら「青龍」という名前が付いてました。