切手の偽造品が出回っている | かつての切手少年

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小学生の頃から収集している切手、約10年前から収集し始めた絵葉書や世界の紙幣、好きな旅行、街歩き、等々について書きます。

郵便局に年賀はがきを買いに行くと、偽物の切手に注意を呼び掛けるポスターが掲示されてました。昔は手に入らない古い切手の偽物が「模造」と追記されて作られていましたが、今は現在流通している切手の偽物がいるようです。

 

ネットで調べたら色々な情報がありました。

 

<郵便局HP>

インターネットのオークションサイトや、フリーマーケットサイトにおいて、偽造品の切手、ミニレター(郵便書簡)およびスマートレターが出品されていたことが確認されました。それらのサイトや個人売買で切手などをご購入される場合は、十分にご注意ください。とのこと。


 

ー--切手だけでなくミニレターやスマートレターの偽物も出回っているんだ

<2021年1月28日、朝日新聞デジタル>

切手をカラーコピー、ネットで売買 偽造容疑で書類送検。偽の切手を売買したなどとして、警視庁は28日、さいたま市や大阪市の20~60代の男女4人を郵便切手類模造等取締法違反容疑で書類送検したと発表した。自分で偽造するなどして、インターネットオークションで繰り返し売っていたという。
希少な記念切手などをカラーコピーで偽造したり、オークションで入手したりして、元値より高く売っていた。逓信省時代の切手の偽物なども含まれていたという。「サンプル」「レプリカ」と説明していたが、同法では本物に酷似した切手の輸入や販売そのものを禁じている。

 

押収された偽切手。右上は見返り美人、中段は月に雁、下段はビードロと写楽、確かに人気のある古い切手ですね。

拡大すると分かるけど、ちょっと見には分りにくい。

ー--安値でオークションに出ていたら騙される人もいるかも。

 

<2021年4月15日、日経ビジネス>

「日本郵便が偽造対策で切手デザイン変更・・・」

ー--〒マークや桜マークはコピーで映らない様に工夫しているようです。これなら偽物防止できますね。ただ変更前の切手の偽物は?

 

<2022年3月15日、読売新聞オンライン>

「中国から格安で仕入れた」偽造切手で荷物発送、1300万円相当を使用か
偽造切手を使ったとして、警視庁は15日、東京都内の配送会社の元代表、同社の中国籍の元アルバイトの両容疑者を郵便法違反(偽造切手行使)容疑で逮捕したと発表した。2人は2019年10月、配送会社の客の荷物を都内の郵便局から中国に送る際、140円と100円の偽造切手91枚(1万2420円)を使った疑い。調べに元代表は「偽造切手は中国から格安の価格で仕入れた」と容疑を認めている。警視庁は2人が19年に約460回、計1300万円相当の偽造切手を使ったとみている。

ー--デザイン変更前の事件ですね

 

冒頭の郵便局HPに書かれた切手は、変更前の切手?変更後の切手だとマズイよね。紙幣の様にカラーコピー出来ない様にするとかの対策が必要かも。