第2章の書評です
読み進めるのが遅くてすみません
第2章は、よくある、本にするためのページ数を稼ぐ章かなという印象でした。
簡単に要約すると、
①日銀がマイナス金利を始めたために、各銀行は今まで日銀に預けていた預金を他で運用しなければならなくなった。
②その上、マイナス金利の影響で国債の金利もマイナスになったため国債でも運用ができなくなった。
③だから手数料ビジネスを強化するしかなくなった
④銀行が投資信託や保険で手数料を稼ぐために一般家庭のお客様に商品を勧めるようになった。
⑤銀行の思惑にのって投資なんかやっていいの?
こんな感じです。
もうロジックがおかしい
投資なんか、おやめなさい (新潮新書)
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銀行が儲ける→投資しちゃダメっておかしくないですか?
銀行が手数料ビジネスに目を付けたのは、証券会社や保険会社という手数料ビジネスで成功しているモデルがあるから。
それを単純にパクっただけ。
で、証券会社や保険会社が儲かっているのは単純に需要があるからです。需要があるものを提供するっていう単純なことをしているだけなのです。
そして、銀行が売ろうが、証券会社が売ろうが、一般家庭の収支には全く影響はありません。
そして、銀行がうろうが、証券会社が売ろうが、彼らが運用しているわけではないので、投資が損するか得するかも関係ありません。
それよりも、銀行や証券会社、保険会社が適切なアドバイスをお客様にできているかどうかが重要です。手数料の事を問題にしたいのでしょうが、基本的に手数料の事はきちんと説明しなければならないことになっていますし、しっかり運用している人は計算しています。商品選びに関しても、金融庁の言っている通り、自分でしっかり勉強して選ぶか、知見のある人に相談するかをして理解して買うことが大事なのです。
ココらへんを次章からどう説明してくれるのか楽しみです。
そんなわけで、投資を学べるゲームを開催!ゲームだからバイアスがかからずに投資ってどういう減少が起こるか学べますよ!
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