2024年4月保定旅行2:満城漢墓へロープウェイで | みどりの果敢な北京生活

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9月12日。最高気温27度。最低気温17度。空気質量指数30。

 
おとといより続く。

保定<Wikipediaより>

960年(建隆元年)、北宋により設置された保塞軍を前身とする……(略、しすぎ)……明の1368年(洪武元年)に保定府と改称、清代には直隷の首府として直隷総督府と淮軍公所が置かれ、直隷総督となった李鴻章と袁世凱によって北洋軍閥の拠点となり、1903年(光緖29年)には北洋陸軍速成武備学堂が保定に設置された。中華民国初期も直隷省の省都。

 

北京から鈍行に乗って保定駅に到着。ホテルは駅のすぐそば。少し休んで、「满城汉墓」(漢の時代のお墓)へ。

満城漢墓<Wikipediaより>

満城県(現・満城区)の陵山の山頂で発見された。1号墓の墓主は、前漢の中山靖王劉勝。2号墓の墓主はその妻の竇綰。副葬品は4,200点以上。最も重要な発見は「金縷玉衣」である。ほか「金象眼博山炉」「朱雀灯」「銅漏壺」「三鈞鉄権」「長信宮灯」などが出土されている。

 

26キロ。バスだと1時間。車を呼ぶ。50分で50元くらい。タクシー代は地方の方が北京よりずっと安い。実際45分乗って払ったのは43元(割引クーポンを使った)。支払い画面が出ず、運転手としばらくああだこうだとやっていた時に、彼が言ったのは「自分に入るのは30元」。え!滴滴ってそんな儲けてんの?

 

入口。

 

予習してなかった。ブログで予習編を書いたけど、コピーしただけで読んでもいなくて(おいおい)、あとすぐ忘れるし、山へ行くとは思わなかった。お墓は山頂。

 

見るだけで歩きたくなくなる。迷わず索道(ロープウェイ)に乗る。往復50元。ほかの客なし。

 

見える?横にスキーのリフトみたいなのがあって、誰も乗ってないし、荷物も乗ってないけど、動いてる。何に使ってるんだろう?錆びてるし、肝試し用?

 

どんどん上がる。

 

山頂に到着。お墓はそこから少し下って進む。ここの発見は1968年で、解放軍が国防のために工事を始めたら、あらまびっくり。お墓があった!ということだと書いてあった。

 

一つ目。ダンナ刘胜のほうの漢墓。

 
劉勝<Wikipediaより>
紀元前159年前後 - 紀元前113年。前漢の皇族・諸侯王。第6代皇帝景帝の子。武帝の異母兄にあたる。諡号は靖王。
酒好きかつ女好きであり、淫色に耽った王として有名だった。そのため、子は50人以上もおり、孫も併せて120人以上を儲けたという。

 

中、寒い。

 

複製品だけど、これが有名な金縷玉衣。四角い玉片を金で編んでいる。私は北京の国家博物館で本物を見ている。国家博物館収蔵でなく、特別展のときで、河北博物院蔵。

 

一人だったら怖いと感じる空間。

 

次!先に進んで奥さんの方の漢墓。

 

これも複製品。

 

有名な「長信宮灯」。これ日本に来たことがあるのかな。実家にこれの絵葉書があった。東京国立博物館でやってそうだ。あと、保定の街でこれの大きな複製品がいろんなところにあった。

 

お墓に行く途中にあるんだけど、滑道(スライダー)でも降りられる。これはブレーキなどの練習用?

 

長い。怖い。屋根があるし、どこかで止まって動かなくて叫んでも聞こえない。これも肝試し用?(おいおい)

 

降りたら、中山靖王の劉勝と動物の皆さん。

 

<続く>

 

ここで撮った写真は个人图书馆に入れた。

 

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