【お題1】インスタグラムに七十二候を二年書いて今日で終わり | みどりの果敢な北京生活

 

 

インスタグラム、元々は「私はこういう字を書いている人です」と披露する場のつもりで始めた。私が見るのは書道関連のみ。私をフォローするのも書家、書道愛好家。コメントやDMで「コロナ前は年一回中国へ行っていました」などが思いの外来る。そりゃー、書道やっていたら、中国は見るべきものが多すぎる。

 

それで、私は北京の博物館で見た書道関係の展示、街の筆文字の看板などなど、「現地から」も投稿するようになった。自分の書いた字の投稿が少なくなっている。初心に帰らないと。

 

「この程度か」とナメられないように(そんな性格悪い人、少ない?)、ある程度の字を発表しなきゃ!と思う。一昨年、日本の「七十二候」を書いた。去年は中国の「七十二候」。今日で一周まわったので、終わり。

 

七十二候って知ってる?

七十二候(しちじゅうにこう)とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつ。二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のこと。

 

二十四節気はわかるよね?冬至とか夏至とか。これ中国語の勉強にどうぞ。

 

冬至“三候”:一候蚯蚓结、二候麋角解、三候水泉动(動画)

 

今は二十四節気で言うと「小寒」。2024年は1月6日~19日。これを約5日ずつの3つに分けていて、

2024/01/06:初候 芹乃栄(せり すなわち さかう)

2024/01/11:次候 水泉動(しみず あたたかを

ふくむ)

2024/01/16:末候 雉始雊(きじ はじめて なく)

 

これ↑が日本版。日本語が美しい。四季があるの素晴らしい。もともと中国のものだけど、中国↓と違うんだよね。

 

初候 雁北乡(大雁开始向北迁移)。雁が北に渡り始める頃。

 

次候 鹊始巢北方到处可见到喜鹊,并且感觉到阳气而开始筑巢)北方の至る所に見られるカササギが陽気を感じて巣を作り始める。

 

末候 雉始雊(雉雊”的“雊”为鸣叫的意思,雉在接近四九时会感阳气的生长而鸣叫。此时阳气渐涨,早醒的雉鸠就开始求偶了,早春已经临近)雉雊の雊は鳴くことを意味し、キジは四九※に近づくと陽気を感じて成長して鳴く。その頃には陽気が増し、早く目を覚ましたキジが求愛を始め、早春が近づく。

 

 

四九※”是四九天气”,即冬至后的第二十八天到第三十六天。从每年的冬至日起,每九天为一九,亦指第四个一九。

中国には「冬至」から「九を数える」という習慣があり、九日ごとに計九つの区切りがあり、全部で81日経つと春が来るという考え方。4×9=36。36日目までが寒いと言われている。

 

一年を立春から始めるなら、私の区切りはおかしいんだけど、もう一周まわったから今日で終わり。七十二候は5日に一回書かなきゃいけない。一枚目で「これ!」ってことは1年で2回あったけど、それ以外は何十枚も書く。初めの一枚よりよく書けたと思うときもあるし、書いても書いても納得できず、時間切れで妥協するときもある。

 

これから何、書こう?提案があったら、教えて欲しい。クイズじゃなくて、このような私の問いかけに答えてくれた人もメモしておく。多く私のためになった人に賞品を出す。

 

クイズね、今年まだ出してないけど、年末で〆て一番多く正解した人に賞品を出す。そのためにも難しいの考えないとね(性格悪いぞー)。

 

追記:コメント

・百人一首(mata-tama-mataさん)

・和色名。緋色、苺色、猩々緋、土耳古赤など(amieさん)

・中国の都市名とかみんなが知っている字を5つの書体で(maliziさん)

・星座(柚子さん)

 

以下、今後追記する

・(さん)・(さん)・(さん)・(さん)・(さん)・(さん)

 

 

 

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