中国人ならではの料理の作法 | みどりの果敢な北京生活

私の中国語の先生、揚さんが語学留学で日本へと発った。それまで独学で日本語を学び(基礎はちゃんと学校へ行って学んでいる)、1日280の単語を暗記し(そういう本があるという)、日本のドラマをネットで見たりしていた。私のところへは春から週に一回、用があって来られない翌週は二回、熱心に来ていた。

 

私にとっては中国語を遠慮なく聞けるということで、お金はとらず、昼ご飯を作ってもらうことにした。私も日本人が作りそうな料理を一通り作った。

 

苦瓜の肉詰め。茹でて、ひき肉入れて、焼いて、ソースかけて。

 

中華料理を作ってくれるわけだが、日本人とは違うと思うことがたくさんあった。

 

まな板は裏と表で、肉と野菜を切る側に分ける。これは多くの中国人がやるんだけど、うちのじいさんばあさん一緒。片側しか使わない。アトリエのまな板はひっくり返すのも大変なくらい非常に重い。だからか?

 

そして冷蔵庫。これは市内の自宅の、いわゆる「三门冰箱」。

 
東京の実家にあるのも「3ドア」だけど、真ん中は野菜室。でも中国は絶対に冷凍。冷凍の割合、多くないか?私はできれば冷凍したくない人なので(もちろん活用しているけど)、もう慣れたけど、初めは違和感しかなかった。
 
私はこの二つの冷凍室をうまく使い分けてない。適当に使っている。揚さんが炒め物をするのに肉を少し使うというので、うちの冷凍してある肉を使ってもらった。上の冷凍庫から出して渡す。そのあと、私がパン粉を使うので、同じ上の冷凍庫から出したら、「肉とそれ以外は分けないとダメです」って。え?凍ってるのに?
 
中国人ってそうやって分けているの?
 
アトリエも「三门冰箱」で下二つが冷凍庫。もうゴミ箱ですわ。老人たち何でも冷凍しすぎなのよ。しかも何年同じものが入っているか分かったもんじゃない。カオス。肉かそれ以外かなんて意識はない。
 
ダンナも義父母も中国人らしくないのかな?まともな中国人と接すると、中国ならではの習慣が知り得て有意義だ。
 
 

 

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