山海関旅行6:お金持ちの家参観+午後まるまる何もすることがない旅行って | みどりの果敢な北京生活

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5月17日。最高気温36度。最低気温14度。空気質量指数114。

<おとといより続く>

钟鼓楼に到着。チャップリンみたいな帽子の婦人はばあさん1。髪の色だけ見たら、赤毛のアン。西洋に向かっていらっしゃるのか?私が写真を撮ろうとしているのは明白なのに、まったく配慮がない。ズカズカ前に出る。いつもいつも。

 
すぐそばに「鼓楼咖啡」というカフェがあった。心動く。心踊る。旅行1日目の昼、夜、中華を食べただけなのに、もう「洋物」が恋しい。「でもまあ明日北京に帰るんだからいいかー」と買わない。コーヒーは25元以上はするよね。高すぎると言って、ばあさんひっくり返るわ。

 

上がる。来た道。

 

钟鼓楼ということはがあるのだが、2004年に再築。新しい。

 

这座钟鼓楼是明代将军徐达在创建山海关关城时建造的。万历十四年(1586年),山海路人参谷成功迁至市中心,故又称中央楼。1952年,由于多年的倒塌和年久失修而被拆除。2004年钟鼓楼修复,现位于东西南北四街交汇的关城中心。

 
こっちが
 
こっちが。タダで自由に撞いていいのは新しいものだから。孫に撮らせて動画配信をするチャップリンばあさん。
 

降りて、天下第一关と反対側に進み、見上げる。

 

前進。途中古そうな元シルク店。

 

 

中には入れない。

 

後ろを振り返る。

 

次の観光スポット「王家大院」へ。ここへ行く途中ベンチがあったので休んだ。そうだよね。80歳なんて生きているだけで不思議(おいおい)。水飲んで、みかん食べて。あと飴、くれた。要らないのに。要らないと言っているのに。「いいから、食べなさい」。わたしまけましたわ。

 

王家大院入口。共通チケットを見せて入館。

 

いま百度で「王家大院」を検索したら、5箇所出てくるのだが、河北省のここは書いてなかった。結構な規模だと思うが、中国広し。その5箇所はこれより立派なんだね。山海关全体の紹介ページから抜粋。

 

王家大院,占地十余亩,建筑面积2000多平方米,共分三个套院,18个展厅,是一个典型明清四合庭院。大院始建于明末清初,建筑布局非常严谨,风格典雅别致。王家兴盛于咸丰年间,到了光绪年间已成为富商巨贾。

 

清代の大金持ちの商人の家を公開している。庭を抜かして建物だけで2000平米って、うちのアトリエ負けてんじゃないか!わたしまけましたわ。傷心のまま参観(なワケないでしょ!心臓に毛が生えてるんだから。伊達に中国に長くいないわい)。

 

 

部屋はほとんど公開されていて、展示品もちゃんとある。

 

 

 

THE纏足。

 

写真はすべてここに入れた。

钟鼓楼

王家大院

 

この後ばあさんが「池のある公園」に行こうとするが、方向がわからないと言う。名称がわかれば私がネットで探すのに。ばあさんが1回目に聞いた人が教えた方向は「違う!」と断言。なぜなら山のある方向だからって。2回目の人が正しいようだと言い、進む。あった!「莲花湖公园」。

 

 

池があるだけの公園。私と娘もすでに歩き疲れている。80歳はもっとお疲れだろう。午前中の観光は終わり。このとき11時50分。

 

旅行なんだから、レストランで食べればいいじゃない?私の本音は

 

外で食べたい!

 

現地ならではの料理を食べたい。でもばあさんは「外面不干净」って言う。そりゃーアナタが言う飲食店はレストランとは呼べず、食堂というべき店で、衛生面が心配。でも本当の理由は「高いから。家で作った方が安くつく」。麺が外で一杯15元を家で食べたら5元以下だもんね。

 

この日の昼は、ばあさん2の家で食べる。もう用意していると言う。それで私が滴滴を呼んだ。ばあさん2とダンナさん、ばあさん3がいた。ばあさん1、私、娘の6人で昼食。これまた結構な中華料理で。

 
午後、老人の皆さんは昼寝。私と娘も結構疲れている。あと観光地で行くべきは「老龙头」なのだが、翌日ばあさん1が連れて行ってくれると言う。ほかに行くところはない。
 
ソファーに座ってスマホを見るしかなかった。やがて老人達が起きる。私と娘に「横になりなさい」と言う。いやいや、昼寝する習慣ないし!
 
マンションの階下にシェアサイクルがある。乗ろう!海まで遠くないので、娘と行ってみる。

 

 
私、四年ぶりに見たよ。いやもっとだな。日本に帰ってないし、中国国内で海の見えるところにも行ってないので。

 

帰宅したら、老人の皆さんは麻雀をやっていた。3時間以上経っているという。夕食は昼の残り。6人いたわけだが、ベッドが二つなので、ばあさん1とばあさん3は例のおじいさんの家に帰る。歩いたら40分。バスはない。さて、どうやって帰ったでしょうか?これが今日の問題。あ、でも一昨日の私の問いにも答えてほしいのこころ。

 

 

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