エビフライ丼+「故宮博物院蔵歴代人物画特展」故宮博物院秋の展覧会 | みどりの果敢な北京生活

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アトリエにいる。Wi-Fiが壊れてるの困る。

おとといより続く。

午門の展示を見終わって、書画館へ。これも予約が必要。しかも予約時に午前か午後を選ばなきゃいけない。私は二つ特別展を見たく、二つ目が午前になるか午後になるかは分からない。でも両方午前で予約して、早めに着くように行った。書画館の入口で「午前に予約して午後に参観してもいいんですか」と聞いたら、「同じ日ならいい」と言われた。でも係りの人によって違うことを言うことがありうる国なので、それはちゃんとここで断っておきたい。責任持てない。

 

众生百态——故宫博物院藏历代人物画特展

2022年8月30日-10月30日

文华殿书画馆

 

 

书画馆は年に二回、春と秋に二カ月ずつ、書道と絵画(またはどちらか)の展覧会が開かれる。去年の春に「人物画シリーズ」を計4回催すと発表した。「絵だけかー、つまらない」と私は思った。去年二回やって、この春は書画に限らない文物展だった。

 

这是故宫的人物画展的第三期,和前两期的「庙堂仪范」「林下风雅」不同,这一次展示的,不是名垂千古的帝王、文臣武将、巾帼英雄,也不是避世脱俗的逸民、高士。画中的主人公和我们一样,是世界上最“普通”的人,过着最“普通”的生活。

 

今回三回目。人物画の中でもテーマがあって、今回は庶民。最後の四回目はなんだろう?まさか女性??シルエットだけじゃわからないな。

 

絵画は私は専門でないので分からない。ネットで少し予習した。

 

 

96点も出ているのに、記事に取り上げるのは数点。ということは、それらは目玉なんだなと思って、ニュースを読む。それとは別に私は「書」に注目。絵画作品だけど、字が書いてあるものも多い。画家の名前を見て、字も特に上手な人を凝視。

 

羅聘(1733―1799)「揚州八怪」中の最年少者。安徽省に生まれ,江蘇に移った。金冬心に師事,墨梅,花卉,道釈人物などを描いたが,白昼に鬼や化け物を見てそれを描いたといわれる。隷書、上手。

 

 

展示会場こんな感じ。

 

元人《龙舟夺标图卷》。

《龙舟夺标图》是元代佚名创作的纸本墨笔画,现藏于北京故宫博物院。 画面描绘北宋崇宁年间(1102—1106)三月三日,皇室在宫廷后苑金明池举办龙舟竞渡的盛大场面。图中殿阁巍峨,龙舟争渡,旌旗猎猎,橹桨奋动,情节紧张,气氛热烈。笔法秀劲细密,纯用白描。

 

この写真は一部。横に長い巻物だが、ネットで調べると、同じタイトルで縦に長い軸バージョンも北京故宮が持っているし、台湾故宮にもある。龍の船は題材としてよく描かれたということでしょう。

 

華嵒(1683ー1756)清の画家。臨汀 (福建省長汀県)  の人で,杭州に寓居,しばしば揚州に遊ぶ。字は秋岳,号は新羅山人。山水,花鳥,人物,草虫と広い画題を扱い,同時期の揚州八怪に比べてより技巧的で,色感,構成にも独自のものを示した。詩,書にもすぐれた。

 

華嵒の日本語の読みは「かがん」、中国語は「huà yán」。发音华作姓氏的读音是huà。中国人の苗字で「華」さんの場合、「中華」の「華」と発音(四声)が違う。

 

③今回の展覧会でこれ一番びっくりした。

南宋人《卖眼药图页》卖眼药身上的药代,画满了眼睛,视觉冲击力极强!可见古代的戏剧,已经开始注重服装、道具,对表演效果的塑造!

 

《卖眼药》又称为《眼药酸》,是一种杂剧剧目。故事大概是,卖眼药的因为言语不当,被买药的棍棒伺候,最后逃之夭夭。“酸”,是讽刺挖苦的意思。这幅画中,两位杂剧“演员”表情到位,相当“投入”。

 

目薬売る人。怖すぎるでしょ!

 

④《清明上河图》があって、ここに来た人達が「え?えええ?」と多く反応していた。

 

 

 

清明上河图は2015年に書画館で展示されたのだが、これを見るための長蛇の列も話題になったし、故宮の窓口でチケットを買ったところから急いで走る人が多く、「故宫跑」という単語も生まれたほどだった。写真はここへ。

 

初めは2、3時間待ちと言われていて、この記事に6時間待ちとあるが、私は最長で10時間待ちだと知っている。長く並ぶのが嫌な私はこのとき見に行かなかった。

 

で、この「清明上河图」は模写。何時間も並ぶ国宝は北宋の张择端が描いた。これは「仇英」という落款(署名)があり、仇英は非常に有名な画家なんだけど、それでさえないと書いてあった。明の人が描いたということだけはわかっている。私は模写でいいわ。これが書道の作品だと本物絶対に見たい!となるけど。

 

ここで撮った写真はここへ入れた→个人图书馆

 

东华门から出る。皇后がいた!

 

結婚の撮影用にちがいない。

 

後ろを振り返る。东华门。故宮よ、さようなら。

 

故宮から近いところで食べたい店がまったくない!歩いて王府井のapmへ。

 

大きなショッピングモール。

 

丼丼屋にした。丼物を出す和食屋で、香港の会社。座ったら、ウエットティッシュと「マスクを入れてください」とビニール袋が置かれた。

 

親子丼、カツ丼、鶏の唐揚げなどが人気。でも、それらは家で作れる。さんざん迷って、滑蛋吉列虾丼(エビフライ丼)にした。エビフライも家で作れるけど。

 

 

下が卵丼。日本でこの組み合わせってあるのかな。単品で68元。これにサラダ、味噌汁をつけると10元プラス。私、付けない。これさえも食べきれず、エビを一本持ち帰った。

 

いま、忙しいのよ。カフェにも寄らず、脇目も振らず(いつもの誇張)帰宅。故宮行ってる場合じゃないんだけど、特別展は見ておかないとね。なぜ忙しいかは明日にでも書くか。

 

最後におまけ:私が主催する展覧会。

第11回翠林会書展

2022年7月23日〜9月30日 11:00〜13:30 17:00〜21:00(定休日なし)

発展大厦一階「樱尚」(コスモス)日本料理

 

ブロガーが行って記事にしてくれた!非常感谢!

 

 

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