<昨日より続く>
7時台の列車に乗るということは、もしかして朝早すぎてバスと地下鉄がないのでは?と時刻表を調べた。始発の時間と所用時間。気持ちは『点と線』を執筆する松本清張(若い人、知らない?)。そして始発のバスに乗り、7号線の駅まで行って、北京西駅に着けるとわかる。
すごく早く着く。北京西駅は2008年に子どもを連れて青岛旅行へ行ったとき利用したのが最後。なんだか暗くて小汚かった。それがすごく綺麗になっていた。
お手製雑なサンドイッチと水は持っている。でも温かい飲み物が欲しく、ウロウロ。アメリカ企業を見る。
中国企業を選び、豆乳だけ買う。
よく利用してきた北京南駅と構造が違う。9番改札へ。この「9」の下へ進む。
手前が待合室。奥が改札口になっている。
私はここに座って豆乳を飲み始めた。すると放送で「マスクをはずして飲食をしないように」と言っている。え?私に言ってる??コロナ対策で飲食がダメ。食べたければ、買った飲食店へ戻れば、二階に座席がある。めんどくさい。食べないので、隠れるようにして飲むだけ飲む。その後も機械的に「飲食しないように」と广播は言っていた。
時間となり、いざホームへ。私はどこの駅でもエスカレーターを降りる時に見るこの光景が好き。大きく動くことへの期待かな。
乗る。
以下、中国在住の人には珍しくない内容なので、知らない人への紹介。
発車してすぐに床拭き。なんで乗客が乗る前にやらないのよ!といつも思う。
窓側にグレーのフックがあるの、見える?発車してすぐに見回りが来る。ここに物を掛けると怒られる。いっつも降ろさせられている人がいるのを見る。
あと、日本の新幹線のように食べ物の販売が来るんだけど、撮ると怒られる。私一回「いま撮ったの消して!」とまで言われたことある。何が不都合なんだろう?だからこんななのしか撮れなかった←やっぱり撮ったんかい!
90年代を知る人はびっくりのきれいなトイレと手洗うところ。あとお湯も出る。紙コップもある。常温の水は出ない。熱湯のみ。カップラーメンに入れてる人、いた。
中国では列車の紙の切符がない。身分証、パスポートをスキャンして改札口から出る。コロナなので、その地の健康コードを登録して、それを見せないといけない。しかし、河北省の健康コードは外国人が登録できない。これでは観光地も行けないので、事前にガイドに携帯番号やらパスポート番号やらを提出してあった。
改札口で健康コードを見せている行列のほかに、横に出るところがあって、係員が座っているんだけど、何も言われず、提示することなく脱出できた。
出たところでガイドに会う。導かれて外に出る。