1週間あまり出かけなかった。朝陽区の東三環路沿いが危険かなと思う。感染者が出ていないようなところなら歩けると思い、世界花卉大观园(丰台区)へ行った。植物園だ。
20年くらい前に、子どもが同じくらいの歳の人達と大勢で行ったことがある。面積が広い。温室があって、そこも結構広かった。それだけ覚えている。
地下鉄10号線の「草桥」から1キロを自転車で。北門に到着。なんかパッとしない。
小さいジェットコースター。上がる時は親が横で自転車を漕ぐという方式。お疲れ様。
砂場があった。北京に少ない。
木にパンダ。
トイレはみなこう。
じいさん、誰ですか?
園内は縦に長く、北門から入って南下していったが、暑いし、全部を回らず、適当に歩く。地図に奥地利风情园というのがあったが、そこではなく、日本风情园に向かう。これ。
広い芝生で走り回っている子ども達がいて横切ると、子どものおかあさんに日本語で「日本人ですか?」と聞かれた。私が「日本語話せるんですね」と言ったら、「はい」と。難しい会話は無理な感じ。私が「さようなら」と言い、「さようなら」と言われ、目の前のオランダへ。
糖葫芦あり。
こういう不自然な植物がところどころに。
娘が「となりにミッキーがいたのに、壊れて持って行っちゃったんじゃない?」と言った。
前進するといた!男の方!っていうか、女装してない方。
池あり。水の区域はあるのっていいなと思った。
みだりにえさをあげている人がいた。
私が水辺に近寄ると、寄って来て動かない。知能犯だな。人が通るとえさもらえると思ってる。私、えさないわい。近くで撮れて良かったけど。
南門に近づく。「凡尔赛广场」(ベルサイユ広場)。はいはい。
出る。ここは植物園という認識だったが、それほど花はなかった。あったにはあったけど、無造作に植えられていた。
広いイメージだったが、小さかった。閉まっていたが、温室が充実しているのかな。全体的に予算がない感じだった。
出たら目の前が南四環路。何もない。どこかで休みたい。大众点评で「咖啡」と検索すると、近いところが表示される。道路の向かいはこの植物園の何倍もある大きい公園で、その中にカフェがあるのだが、距離にして3キロ。滴滴を呼んだ。北京の台所「新发地」を通過。地下鉄19号線の駅が見えた。この私が行ったことのないエリアだ。
カフェのある公園が近くなるにつれて、物寂しい村に進入。「誘拐されてもおかしくないようなところだ」と私が言うと、「ママ、一人で滴滴に乗らない方がいいよ」と娘。北京の中心部はいいけど、ここらへん、ちょっと怖かったわ。
途中、車が進まない。こんな辺鄙なところで渋滞するわけがないと思ったら、踏切だった。
槐新公园に到着。
全然期待してなかったけど、かなりちゃんとしたカフェがある。
壵[zhuàng]吧。士が三つの漢字なんて初めて見たわ。関係ないけど、土が三つだと壵[yáo]。なんとなく红茶拿铁にした。
「露营营地」と書いてあって、テントを広げている人が複数いた。私たちはカフェで本読んで、ゆっくりした。
この公園かなり広いのに、出入口は二つ。東門があると店員に教えてもらったので、向かう。途中「ここでテントを張ってはいけません」という表示が何箇所もあった。テントを使っていいのは南門付近だけのようだ。
花が少なく木ばかり。公園の東門へ行くには線路の下を通るのだが、それがかなり西にあるから、結構歩かされる。
こんな道をひたすら歩く。
東門(正門)を出て、地下鉄の駅が近いとわかり、向かう。行きたくなるようなお店はないのだが、「奥特莱斯」と書いてある。アウトレット。コンバース等と書いてあるから行ってみた。
エスカレーターが外にあって、上がる。3階まで直行。3階に着いて自分の右手を見たら黒い。ありえないくらい汚い。エスカレーターにつかまったからだとわかる。もう店がどんなレベルかわかる。
3階は店が結構閉まっているし、ろくな服が売ってない。2階へ行く。子ども用のスポーツ施設などが閉まっている。暗い。1階、スーパー。出る。
このあたりは感染者は出ていないと思う。新型コロナと無縁のところにいる感じ。もちろんみなマスクしてたけど。
地下鉄に乗って帰宅。
9時追記
北京の最高気温は37度だけど、北京の南の方は猛暑。