ここを設計した北京の「MAD Architects」は中国人二人と日本人一人の三人で運営する建築事務所。中国だけでなく、世界でご活躍。日本の建築雑誌を入手したのだが、一冊まるごと「MAD Architects」特集。
先月日本のクイズ番組を見ていたら、「ここは何県でしょう?」と出て、私は即座に娘に「あ、ここ!ここ!家族で行ったじゃない!」。東大王の速度で回答する賢い私。bilibiliだから後で見られるのに急いで写真撮った賢くない私。
2018年の夏休みに観に行った「越後妻有アートトリエンナーレ」の作品の一つであった清津峡渓谷トンネルだ。閑古鳥が本当に鳴いていたという(比喩だよ比喩)トンネルはMAD Architectsがいろいろ工夫し、このようになった(写真はここへ)。「インスタ映えする」等と話題になり、この2年で入坑者数が50万人に達したという。
この建築事務所については日本語でここへ。
で、昨日行った「中央公园广场」に話を戻す。
北京にはこんな黒々とした高層ビル、少ない(ない?)。私がネットで見て覚えているのは「悪魔だー」というコメント。それくらい奇異。
A1座26階(最上階)にある「山顶RODEO」で昼食。店名はロデオというくらいなので、店内が乗馬、カウボーイ感に満ち満ちていた。
平日の昼だけ124元が58元になるセットがある。溢れる涙を禁じ得ない。サラダかスープ+メイン+果物。メインはいろいろ選べるのだが、「新西兰西冷」というサーロインステーキにした。
肉は柔らかくなかったけど、まあこの値段だから。
空気が良くなかったのに加えて、窓自体が汚い。26階建てのビルの窓拭きは大変だけど、時々やってほしい。お客のために。
食後徒歩5分で「北京画院美术馆」へ。前日までに予約が必要で、入館時にパスポートが必要。無料。
“黑白灰中飞出的彩虹”徐希艺术回顾展
徐希(1940-2015)一级美术师。中国浙江省绍兴县人。人民美术出版社编辑、专职创作人员。
徐希という画家の個展。北京五輪のロゴがある上海の街。
知己有恩——齐白石的师友情缘
展览时间: 2020年11月13日 至 2021年01月31日
主办单位: 北京画院、辽宁省博物馆、梅兰芳纪念馆、徐悲鸿纪念馆、中央美术学院美术馆
http://www.bjaa.com.cn/exhibit.html?hcs=11&clg=161&exhibit=300
見終わって徒歩で「Deli De Luxe(听厨景园店)」へ。景园大厦の中。ここはお惣菜屋と認識していたが、4年ぶりに行ったら、並んでいるものが減っていた。キッシュ60元。ホールじゃないからね。安くない。何も買わず出る。
カフェを求めて、お昼を食べたところへ戻る。中国人は赤が好きだよね。日本では赤い服を着る人はカズレーザー以外いないからね。
トルコキキョウの花言葉、紫は「希望」、 白は「思いやり」。色で変えるのやめたほうがいい。覚えられないわ。っていうか、そもそも花言葉、どーでもいい。
あらかじめ星巴克のアプリから注文すれば、入店してすぐ商品を受け取れるというシステム。マクドナルドやラッキンコーヒーもそうだよね。
晩御飯は娘に「作ってね」と頼んでおいた。地下鉄に乗ろうとするときに電話で確認すると、「カレー作ったけど、野菜だけだよ」。え?肉なし?私そういう思想の人じゃないから。
駅の改札口に向かおうとすると、横にT11スーパーが見えた。