コメント欄に「佐々木と書いたら中国人に理解してもらえず、佐佐木と書いた」とあった。私は「々」の日本語の読み方を知らないな、中国にはないのかなと思って調べてみた。
々……踊り字、躍り字は、主に日本語の表記で使用される約物(特殊記号)の一群で、々、ヽ、ゝなどがある。おどり、繰り返し符号、重ね字、送り字、揺すり字、などとも呼ぶ。
早くも殷の時代から、同じ字が続くときに一字だけ書き、繰り返しを表す記号を付け足すことが行われていた。これを重文号という。殷の金文では小さい「=」を用いて「子子孫孫」を「子=孫=」と書いた。漢字文化圏ではその後も重文号が使われ続けたが、現在公式に用いているのは日本語だけである。<Wikipediaより>
「子=孫=」の写真ここから→商 周 × 金 文 小 品 观 鉴
釈文:中義父作新客寶鼎,其子子孫孫永寶用華
”々” 是一个汉字替代符号。”々” 实际上是“同”字的异体字, “仝”的草书体变化而来,是一个汉字替代。作为反复记号,”々” 的读音是读被反复的字的读音。<出自百度百科>
奇しくも昨日私に「この字は何ですか?」と質問した人がいる。仮名の本より。
右下の「仝上」の「仝」。
仝(どう)は文字のひとつであり、特殊な漢字である。「同」の「古字」とされる。一般に、繰り返しを表す記号として用いられ「同上記号」という。<Wikipediaより>
仝 [tóng]汉字。“同”的古字。是相同、一样的意思。<出自百度百科>
中国のQ&Aサイトで。
「々は中国語で入力できますか」に対して、「こう打つといい」は答えていないのだが、日本語ができる中国人達がいろいろ丁寧に答えている。
勉強になったな。