会社の不動明王様 | Spirit's journey

Spirit's journey

閃きに従い、無意識のブレーキを自然に克服し、現実想像のスキルを磨くブログ

コロナのときに、

業績が大赤字。

 

どこの会社も厳しい状況だった。

 

そんな時に、隣の会社の裏の古い倉庫が、

 

燃えた。

 

その火種が移って、

隣接しているうちの工場も、少し燃えた。

 

だけど、不幸中の幸い、

怪我人も、なく、

燃えた部分も、大したことがなく

小難で済んでよかった。

 

そして、火災保険で、

保険金がすぐに降りた

 

コロナ時の赤字を

見事に補填してくれた。

 

そんなこと、

いつも、ラッキなこと

この会社に関して、昔からよくあった、

 

何かに守られているのかもと、

気がついたのは、

つい先日。

 

 

45年前の話

 

社員たちが帰った後、

 

社員たちのタバコの吸い殻の火種がきちんと消えているか、

火事にならないように、

 

毎日21時頃、見回りに、

わざわざ会社に点検に来ていた、

祖母の姿を思い出す。

 

 

シンナーや塩化ビニール、プラスチックを扱っているので、

火事になると、大変だと

 

残業の社員も帰った

夜遅くに、わざわざ見回りしていた、

祖母の愛。

 

そんな祖母を、大切に思い、暮らしをサポートした父からの愛にも

答えていたんだと思う。

 

その祖母が、大切に祀っていた

お不動産が、工場の片隅にいる。

 

亡き祖母に代わって、

父が、お不動産のお世話をしている。

 

このお不動産を父に代わって、

お世話をさせていただくのが、

私の役目なのでは?と

言ってくれた人がいた。

 

その助言を受けて、

一度、父と話そうと思った

 

そのことを夫に告げると、

そうすることで、

ハッピーになる人が、

何人もいることを言われた。

 

 

 

そんな工場で

私は、4回、辞めてる。

 

父に頼まれて、手伝い始めて

 

どうしても、その仕事が

好きになれずの繰り返しで

 

4回も、出戻っている。

 

 

 

この会社の

おかげで、育ててもらった。

父親の継いで欲しい

苦労して、ここまでやってきたものを、

引き継いで欲しい。

 

痛いほどわかって、

随分、悩んだ。

 

でも、結局逃れたくて、

 

よそに移住した。

 

 

移住前に、

 

事業承継は、

 

会社に縛られずに、

 

できないものなのか?と

 

父親がせっかく苦労して、

ここまでやってきたのだからと、

言うのなら、

 

そのメリットだけを

受け取ることはできないのか?と

 

 

顧問税理士事務所、

弁護士

銀行

M&Aの会社でも、相談した。

 

だって、社長なしで、回っている会社だし

自動的に仕事が流れてくる

本当に素晴らしいポジションにいる会社なのに、・・・。

 

なぜ、私が、毎日出勤して、

みんなの仕事の邪魔をしなければならないのか?

 

3回目に働いていた時、

 

一生懸命、肉体労働と、

長時間労働と、

納期のプレッシャーの

ストレスに耐えて頑張った。

 

頑張れば頑張るほど、

苦しい仕事が舞い込み

 

信じられないほど

社内で

大問題が勃発し

 

会社は危機的な財務状況だった、

 

私は

鬱気味になって、

泣きながら仕事、

お客の電話の時だけ、

泣き止んでた。

 

そんな時に、

あれ?なんでこんなに苦労して働いているんだろう?

実家暮らしで、お金だってあるし、

働かなくたって、別にいいじゃんと、

突如、壁を見ていて、気がついた。

 

やりたいことなんだっけ?

一生懸命考えて、

目が覚めたように、

海外に飛び出た。

 

それが3回目の退職

私が退職した後は、

会社の雰囲気も、

業績も、何もかも上手くいき、

借金もなくなり

会社の資産も順調に伸びた

 

4回目に出戻った時は、

 

私一人で、子供を育てていく

将来の不安を補うために、

会社にパートとして戻った。

 

16時半に帰宅する私には

仕事があまりなかった。

 

埃まみれの工場の掃除をしていて、

段ボールが雑多につまれた棚を見ながら、

これが自分の世界なのかと

その場から逃れたくなった。

 

ここまで、いかに昔の自分は、

ネガティブ頑張る波動で、

会社にダメージを与えていたか、

自分の人生にダメージ与えていたかを

振り返ったが、

 

波動が高い自分だとしたら、

会社を引っ越し、新しい工場にして

社員も皆さん、老齢な方が多いので、

もちろん定年まで在籍してもらえるよう

会社の体力(資産状況)も

使いながら、

メンテや、取り付け工事は、

外注する仕組みに。切り替えが良いのだろうか・・・。

 

showwindowショーウィンドウの仕事がずっとやりたかった。

輸入住宅のように、外国のしょううぃんどうを

自分の店でも、やりたい人は多いはず。

そんなことをやるのも、おもしろうそうかも。

 

いや、やっぱり

その会社には縛られたくない。

重たい。

 

ひとまず、里帰りはするけど、

父の本を執筆するのに、

父親と、いろいろ話そうと思う。