スタートロスは3分弱。Bゼッケンでですよ? Gまであったので、どのくらいのロスになるのか・・・。
スタート地点い着いて分かった。みんな、スターターの野口みずきさんとか写真に撮ったりしていたのであった・・・。気持ちはわかるがね。
まずはぐるっと、さいたまスーパーアリーナの周囲を走る。
まあまあ、申告虚偽のランナーは少なそうだ・・。スタート直後はキロ7分だったが、さすがにこなれてきて・・・。
目の前を走る3・5ペーサーを目指して走って行く。
最初の1kmが、4:57。渋滞があったので、まあ速いか、いいペースか。
ピンクファミリーTシャツのシューさんがいたので、話しかける。
「3.5のペーサーについて行きます?」
「ちょっと速いですね・・・。私は少し落とします」
ペーサーの後ろにいるトマソンさんを発見。話しかけた。
「ちょっと速くないですか・・・。グロスで狙っているんでしょうかね」
「いえ、私の時計だと、4:53ですね。良いペースじゃないですか?」
そうだね・・・。しばらくついて行く。
2kmで暑くなってきた。スタート前はあれだけ寒かったのに。
100均のカッパを脱いで、ウエストポーチの背中にはさむ。そりゃ、沿道に勝手に捨てられないからね・・・。
3km、4kmと順調。まったく問題なくペーサーについていける。
自分でも不思議なくらい、好調だ。
ひざは、痛み止めのロキソニンを飲んでごまかしている。
痛み止め、本当は良くないのだけれど、飲まないと走れなかった・・・。
5kmをすぎる。北浦和駅の大声援!!
そして給水がある。さいたまマラソンは、序盤は5kmごとに給水がある。
そして、このさいたまマラソンの素晴らしいところは、給水テーブルが多いこと、しかも「あと3テーブル」など、プラカードを持っているボランティアさんがいること。
みんな、あせって最初のテーブルから取ろうととするけれど、まだ後ろにテーブルがあることがわかる、しかも具体的な数字があるので、すいているところで取れる。
これは、ほかの大会も見習ってほしいわ~~。
私が、100均一カッパを走りながら捨てようとしたら、ポーチに絡まった!! 悪戦苦闘していると。
「伯爵、スポドリ!!」
なんと、並走していたトマソンさんが、私の分まで手渡ししてくれた!!
実業団のマラソン大会かよ!!!
一緒に走っているランナーに、マイボトルを差し出すような光景。
感謝し、素直にいただく。
トマソンさん、マジ神かよ・・・。
そして、8kmを超え、駒場スタジアムを超える。
そして左折し、うねうね道へ。
この道が、微妙にアップダウンがあり・・・。
ペーサーはおかまいなしに走るが(それが仕事だから当然)。
だんだん、足が削られてきた感じがする・・。
上りで離され、下りで追いつく。
でも、まだ余裕かと思うが・・・。
おっと、目の前に、青鬼をかぶった、サブ3.5を目指すポッキーさん発見!!!
このペーサーのすぐ前を走っている。
吸収されるかと思ったが、徐々に前に進んでいった・・。
流石です。結果は如何に?
なんて、人の心配をしている場合じゃなく。
オレはオレの走りをしなくては。
10km過ぎの給水が大渋滞!!
うまく、取れず! かなり、ロスをしてしまった!!
ペーサーが遠くなった・・・。200m先か?
頭に風船をつけたペーサーに追いつこう!!
と思い、少し上げるが。4:40の走り。
これは速い! これじゃいかん。つぶれる。徐々に追いつこう。
しかし・・・。マラソンには波があり。さきほど9kmくらいでつらくなったが復活したが・・・。
13kmくらいで、再度つらくなり・・・。
今回、ヒザ痛治療のヒアルロン酸注射、痛み止めのロキソニン薬、大会アドレナリンで走れていたが。
当然ながら、マラソンは体力勝負であって。
練習していない私は、すでにスタミナ切れ。
10kmくらいから4:53から4:58の走りに切り替えていたが。
ああ、ここで潮時かな。
15kmで、3・5のペーサーから離脱することを選択したのであった。
続く。
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