小中高の年の差3人兄弟。今振り返るとコロナのロックダウンが最後の密な家族5人の時間だったんだなと思う。
あの時バナーヌは1月に13歳になってティーンに仲間入りしたばかりだった。その年のキャンピングカー旅行はまだ一緒に行動したけど
夏の終わりには家族と出かけるのを渋るようになっていた。
↑芦ノ湖でスワンボートなんか乗ってられるか
と待ってる人。遠っ
大人なので私は定員オーバー。あなたならいいよ、と家族で乗れるようにボート屋さんは言ってくれたのに…
そんなわけで今年の夏は家族みんな好き勝手に予定を詰め込んでバラバラ。
よれこの実家に3人兄弟がそれぞれ違う時期に泊まり行ってたりもして、久しぶりに3人とよれこが揃った平日。
お出かけしたい気満々のよれこだったが天気は一日雨予報…3人は連日遊びまくってるので、家でのんびりしたいと言うそれはケンカが勃発するよでよれこは避けたい
小中高生が3人とも楽しめるとこ…
体験系は確実なんだが
青山の伝統工芸スクエアの絵付けは5寸皿で¥40004人でやったら¥16000…素敵な尺皿が買えちゃう金額じゃない…
愛川の工芸村の陶芸は県立施設だからのお手頃3桁価格
→「粘土はやりたくないでーす」
ガラス吹きができるとこを近所に発見
→当日の予約は埋まってるだよな、今は夏休み…
3人に何したいか聞いてみる
「本屋に行きたい」
大きくなったことで、最近お祝いごとに義実家からモノではなく図書カードをもらうことが多くなった3兄弟。
お祝いのモノは傘とか帽子とかレインコートとかリュックとか生活必需品が多かったが、アニー、ニルソンはお下がりがあるし、毎年サイズアウトする年齢ではなくなったので。
図書館にない、マニアックな車雑誌や最新のトレンドのコーナーを見たい上2人。
アニーは単純に自分で選んで買いたい。末っ子は生まれたときからすでに上の子たちで厳選して買った本がたくさんあるから買ってもらえないんだよねぇ…
しかも我が家は基本図書館
大型書店に行くのも近所の店のラインナップは動きがないし…てか夏休み、いつもと違うところに行きたい
と思いついて!
はい来ました本といえば神保町!
そしてかねてより行きたかった未来食堂↓
でランチ
をしよう!
本でも分かるように、店主のせかいさんはシャープ
だから食べてる時の写真がありませーん笑笑
その後勇気を出して
「飛び込みまかないさんはできますか?というかまかないはいらないです。下の子(アニーは食べるのが遅い)が食べてるのを待つ間お手伝いできますか?」
と聞いてニルソン 頑なに拒否バナーヌよりニルソンのが理解が早くて動ける子なので、親としてはこちらを送り込みたかった。あとで理由を聞いたら「だってめっちゃ怖いじゃん」
繊細ちゃんとして育ってきたバナーヌ「うん、やる」と快諾したのでまず私が聞いた。
そして30分前に初めて来て
たった一食ご飯を食べた場所で
よれこ並にシャープな指示出しのせかいさんの元で
バナーヌ、黙々と働く
食洗機にかけたお盆ふき
おしぼりを決められた数で配置
お客さんに注文取りさっき初めてきたお店よ
お客さんにお品出し
お会計 割引券あるから聞いたり、初めての人には割引券渡したり
ガス料金も上のコンビニに払いに行って
そもそもうちの子あまりコンビニに行ったことがない
ゴミ出しして
飲食店でマスクだからあまり大きな声でを出さないようにしてるのを気にかけてるように見えるバナーヌ。
完了報告や質問が店主さんに届かず、立ち止まってしまう瞬間が出るのが親としては気になるが、最初の方でバナーヌにフォローを入れた私は
「私はバナーヌさんに依頼してるので(あなたは口出ししないで)。日本語わかるでしょう」
いや、テレビ見てないから早口が聞き取れないのと、結構わからない日本語あるんだよー
注意を受けていたので
見守るに徹する。
こどものバイト先に偵察に行った親の気分
そして暇そーにしてた私とニルソンに
「毎月好意でクッキーを150枚送ってくださる方がいらっしゃるので、お客さん代表としてお礼状を書いてください」
とメモ用紙を渡され
「…他に何かありませんか」と食い下がり
コピー用紙と茶封筒でお礼状をしたため
たぶんそれを見て絵がかける認定をしていただき
割引券をカラフルにするという任務もいただく。
クッキーいただきながら、自由に絵を書いてるだけというのが母申し訳ないくらいバナーヌよく働く。
そして時間がきて終わったあとのせかいさんのコメント
「彼ニルソンのこと、めっちゃ頭いいです東大いけます」
えっとニルソンはご飯食べて絵描いてただけー
頑張ってたのはバナーヌ〜
この頃にはランチタイムも終了間際でお客さんも常連さん風の1人だけ。そしてだいぶどう振る舞えばよいかわかってきてたので怯んではいけないだけ
よれこ、素朴に聞いてみる。たくさんの初対面さんと働き、お客さんとも会ってきたせかいさんの見所をぜひ知りたい。
「えっと、どのあたりでそうお感じになってのですか?」
「彼は好奇心旺盛です確かに名前の由来になってる→ピッピのお猿ニルソン氏やジョージ並に好奇心強いのだが、今日はびびってたので相当大人しかったはず。頭の回転も速いですえ、食べて絵描いてただけ…」
ほぉ〜
そして
「お子さんたち、みなさん私立ですか?」
この質問のポイントがよくわからず、
そしていつも即答できないよれこ。
「えっと…公立ではないですが私立でもないです(私立助成金受けてる一条校じゃないから)NPOのオルタナティブ学校なんですけど…」
お客さんはご存知だった。
そしてバナーヌに
「また来てね。次はHPからくる日予約してきて」
と言ってくれた
バナーヌの働き、初回は合格…
そしてその後こどもの本も扱ってるカフェ併設の子連れも行きやすいきれいな本屋↓
でアニーはリサとガスパールを定価の半額で買い
ってもよれこが見つけてきたんだが…
誘導。私リサ ガスのユーモアが大好き。
よれこは
野菜 ワイン
というめっちゃツボの本を
2冊とも辞典みたいでワインは葡萄の品種が細かく書いてあってよい。私イタリアのネロ ダーヴォラとプリミティーボ、アメリカのジンファンデルが好きなのだが、プリミティーボとジンファンデル同じってこの本で知った。
やっぱり半額で買い
下はニルソンの戦利品↓
図書館であまがえるのかくれんぼは借りたことがあって、細かな絵が好きだったのだが、同じ著者で
2冊はサイン本で
左のあまがえるの方はサインも色々で選んじゃった
こういう限定モノ、サイン入りとかにニルソンは弱い
これとペンギンきょうだいはこちらもカフェ併設の神保町のこどもの本屋
こちらで購入した。
そして車雑誌と
ランボルギーニはあまり扱いがないらしく、ランボルギーニが掲載されてるとニルソンはすぐ買ってしまう
ランボルギーニのUSBメモリと
デジタルデバイスは9年生まで使わせないし、その頃にはUSBはもう使わないカモよ…
ランボルギーニのミニカーを
80%オフで
しかも雑貨なのに図書カードが使えて
ちなみに神保町ブックセンターは図書カード、図書券が使えません…本屋で本を買ったのになぜ…
定価¥3000以上して、ほんと〜?とネットで調べたらそうだった
そして夕飯食べて帰ろうと思ったが、駐車場が24h ¥2000でなくて18時までのとこに止めてたので神保町の相場は15分¥200 たっか上限あるとこにしよう。いくつかあって台数もわりと。
夫が好きなカレー屋ボンディが至近にあり
神保町はカレーと本の街です
せっかく空いてたけどテイクアウトに。
コロナのおかげでテイクアウト増えて、子連れには本当ありがたいカレーテイクアウトだと、ルーだけもできるから、ご飯は家の美味しいササニシキとかバスマティにもできるしね〜
神保町、こんなオサレカフェとかもあって。
東京はいつも小綺麗な銀座日本橋界隈や青山表参道エリアに行くことが多かったので
小中高の3人兄弟には初めての街の感じで社会科見学として充実した一日となりました〜。