15年前、長女バナーヌの育休中に初めて
好きな時間に起きてその日の天気や気分でやることを決める
という日々を過ごした。
小学生の時から放課後は習い事がぎっしり。
中学生はテスト前しか休みがなく、盆暮れも部活(修学旅行先でも朝練してた…陸上部です)。
高校大学も普通に毎日学校はあるし。(学校はなくても部活はある…ガチのチア部)
新卒で就いた仕事は会社だったからもちろん毎日出勤でだいたい11時間は会社の机で過ごす。
で、就職4年目の26歳で出産した私は
人生初めての
毎日が夏休み
を経験したのである。
朝晴れてたらお洗濯してどっか行こ
私洗濯物がはためいてるのを眺めるのが好きなんです
雨降ってたら家でゴロゴロするか、図書館でも行こうかな
第二子ニルソンの時の育休はバナーヌの保育園のお迎え時間のしばりがあるので、ここまで自由気ままでなかった。
それから数年して2人の幼児を抱えてワーママしてたころは、夏至前から段々日没が遅くなってくると、冬と全く同じの5時過ぎのお迎えでも
「早く帰らなきゃ8時までに寝かさなきゃ」
と必死になることもなく
「今日はイタリアンで夕飯にしちゃおっか」とのんびり母さんになったりもするのだった。
それがワンオペでワーママやってるわたしのささやかな贅沢であったわけだ。
そんなシャカリキに頑張ってた10年前のよれこに教えてあげたい。
10年後の今はこんな生活よ↓
ニルソンのクラリネットのレッスンが終わってから思いつきで、閉館時間間際の近所のプールへ。
小1の末っ子アニーはよれこ実家にお泊まりなのでJKバナーヌと中学男子ニルソンだけ。
誰もお迎えに行かなくていいのだ!
8時に寝かす必要はないのだ!
貸切のプールは1時間¥100
途中で雨降ってきても
ぽやーんと浮いたり
3人で泳いだり走ったりして25mを何回も競走して
「アラフォーママ、中高生に大健闘」
とかゲラゲラ笑いすぎて
腹痛くなったり足つりそーになったり
犬神家のリクエストしてみたり
うちの子たちは15歳まではデジタルデバイスも映像作品も控えてるので、これがなんだかは知らないのにやらされてます
その後はこれまたその時の気分で
近所の美味しい豚カツ屋さんで
上ヒレ、ヒレ、味噌カツ、地ビールと楽しんで。
飲みきれなかったビール瓶を持ち帰って
濡れてる髪の毛に夜風が気持ちいい。
その時の気分でプール行って
レストランで夕食食べて
お酒も飲んじゃって
って旅行の時みたい
誰もお風呂に入れなくていいし
歯も磨いてあげなくていいし
トイレも付き合わず
寝かしつけも必要ない
あっというまに上の2人は
よれこの思いつきに付き合ってくれる
1番身近な気のおけない友になった。
昨日も1日
の再講習に行ったあと
夫とバナーヌと待ち合わせしてバルに行った
楽しげなJKとアラフォー父
あ、バナーヌが着てるシャツはコロナ隔離期に仕上げた卒業制作です
最近のJKはこうやってピースするらしいです
関節が固くなってくるオバさんにはできない難易度高いやーつ。
小さい頃から予定ぎっしりだったからか、先々の予定が埋まってるのが窮屈に感じる私。
スケジュールすっかすかな夏休みが
とってもうれしい40代。
ニルソンは遊ぶ予定をぎっちり詰め込んでます。そういう事前計画が好きな人