はじめましての方は、

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はじめまして

 

母は、86歳の時に

アルツハイマー型認知症と

診断されました。




75歳の時に同居したので、

そのじわじわとした変化は

よく見てきました。

 

 

 

同居をした理由の一つに、

大好きだった料理を

しなくなった事があります。

 

 

元々私の両親は、喧嘩こそしませんが、

母は、父の事を嫌っていました。

 

 

 

家で二人でいたくないので、

父の定年後は、

母はカラオケに通いだし、

あまり顔を合わせないように

していたのです。

 

 

結婚して近くに住んでいた

私の家にも毎日のように、

孫の顔を見にきていました。

 

 

そして、家に帰ると家事は面倒で、

元々は料理が得意だったのに、

スーパーのお惣菜やら、

店屋物ばかりを食べる生活を

送っていたのです。

 

 

父は、料理はできませんが、

きれい好きなので、

定年後は、掃除やら

食器の洗い物は

自分の仕事としてやっていました。



同居後の家事分担は、

 

 

 

私・・・洗濯・料理・掃除(私世帯のスペースのみ)

父・・・掃除(私世帯以外のところ)・食器洗い

母・・・洗濯物たたみと時々料理


夫は、家事全般できる人ですが、

当時は深夜までの残業が当たり前で、

家事分担はありません。



父は、大正生まれの人間でしたが、

風呂掃除もしてくれていたし、

よく動く人でした。

 

私は同居後すぐにパートに出たので、

時々は、母に料理をしてもらっていたのです。

 

 

 

 

ですが・・・

 

 

 

 

品数やおかずの分量が

極端に少なかったり。

 

 

 

元々は、うっかりミスみたいなものは

ほとんどない人だったのに、

 

 

塩と砂糖をまちがえたり。

 

 

カレーを焦がしてしまったり。


 

 

 

その当時は、

料理をたまにしかしないので、

そんな事になるのかな!?

 

 

 

高齢になったらそんなものかな!?

 

 

 

 

くらいにしか思っていませんでした。

 

 

 

 

ですが・・・

 

 

 

 

ここが、認知症の始まりの一歩なのでは!?

 



と、振り返ってみると感じます。