ユナクおかえり企画 超新星☆妄想小説☆⑧ | ユナク会☆のブログ

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超新星が大好きな皆さん、こんにちは^^

ユナクんよりallペンの まじゅ です♡

ときどき妄想小説を書いています。

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ユナクさんが韓国に戻ってからも私達は上手く行っていた。

クリスマスも、お正月も一緒に過ごした。
そして春は、お花見行こうねなんて話していた。

そんな時、人事異動で私は住み慣れた街を離れることになった。

彼氏の方も後輩が出来て、お互いが忙しい日々を送っていた。

そんな中やっと予定が合って、お花見に行けることになった。

久しぶりに会えて、すごく嬉しかった。

ランチの時に私は携帯をテーブルの上に置いた。
私は今日有給をもらっている。
だけど上司に、
「午前中に電話をするかもしれない」
と言われていた。

もう、この時間で、かかって来ないなら、ないだろうな。

そう思ったのでトイレに行くことにした。会社の携帯なのでテーブルに置いて行った。

トイレから戻ると彼氏が
「電話鳴ってたよ。長い着信音で僕が出ようかと思ったら切れた」
そう言って彼氏が申し訳なさそうな顔をした。

私は
「いいよ。上司も午前中に、かけるかもしれないっていったけど、もう昼過ぎだしね」

そうは言っても折り返した方が良さそうなので外で電話をかけることにした。

電話が終わり席に戻ると彼氏が
「あのさ、さっき電話出ようかと思って待受画面チラッと見たけど木の写真なんだね…」

「そう、ユナクさんと3人で旅行に行ったでしょ?その時に大きくてキレイな木だなぁと思ったから」
私は
『ユナクさんから、もらった写真』
とは言えないから、なるべく自然な理由を伝えた。

すると
「でも、この写真見ると夜だね!一人で外に出たの?」
と、やけに彼氏が、つっかかってくる。

「うん、寝付けなくてね。
喉かわいて目が覚めたらクーラーも切れてて暑かったから」
私は笑って、その話を終わらせようとした。

だけど彼氏は、この話を辞めなかった。
「女性が一人で知らない場所に夜出掛けるなんて…心配だから次からは、そういうこと辞めてね」

いつもなら
『うん、気を付けるね』
と素直な返事をしつつ聞き流せるのに今日の私は違った。

疲れていたし彼氏をいたわる余裕が、なかった。
「たまになら、いいじゃない?何か…私、疲れた…」

そう言って席を立った。

追いかけてくれるかと思ったけど
彼氏の電話が鳴って…待受画面を見て
「あっ!ユナク先輩」
と言って電話に出た。

「すいません、今、ちょっと彼女とヤバくて…後から、かけ直します」


「あっ、そうなの?今日、仕事休みでさ、さっきまで昼寝してたんだけど、ちょっとイヤな夢みたからオマエのこと気になって…じゃ、待ってるよ」





私は走って店を出た。

ユナクさんに、こんな些細なケンカは言わなくていいのに…



その夜、彼氏からユナクさんに相談に乗ってもらったと電話があった。

彼氏は謝ってくれたし私は許そうと思った。


つづく



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