あの星はわたしの視線に気づいていない -12ページ目

あの星はわたしの視線に気づいていない

モノ書きになりたい人間による、心のメモ。

「犬がね、見つかったんですわ」

受話器の向こうで、息を切らしながら相手はこう言った。
来月号で廃刊となる情報誌を発行している我が事務所に、朝イチ鳴った電話の先で。
高鳴る鼓動が聞こえてきそうな、弾むような声でこう言った。


その声が、すぐに誰だか分かった。
2月号に「迷いペット」の広告を出した依頼人だ。
自分が受けた原稿は、だいたい声の主も覚えている。
聴覚障害を持つご夫婦が飼っていた犬が迷子になってしまい、代理の方が申し込みをしてきた案件だ。


「どうやら、犬を保護してくれはった方が、この誌面をたまたま読んでくれてて、連絡をくださったんですよ。ほんまにありがとうございました!どうしても、お礼が言いたくてお電話しました!」

思わず熱いものが込み上げ、
「うわぁ~!良かった、ほんまに良かったですね!嬉しいです!」
と、お客様に対して完全に普通の話し言葉で喋っていた。
だって、本当に嬉しかったから。

原稿を依頼された時に
【耳の不自由な我々夫婦を助けてくれる犬です】
と聞いていたから、迷子になってからはさぞ不安だっただろう、ご夫婦もワンちゃんも辛いやろうなと気になっていただけに、ほんまに嬉しかった。


保護していた人が、たまたま読者様で、連絡をして、ご夫婦の元に戻ったなんて。
奇跡だ、って思った。


受話器を置いたあたしは、いろんな感情がうわぁって押し寄せて、みんなに大声でこの「奇跡の報告」をした。
拍手と歓声が上がる。

それはまさに、全てが「終わり」に向かっている事務所に射した、眩しすぎる出来事だった。


気が付けば、視界が涙で滲んでいた。

年明けの解散通告からずっと、凹むことで溢れていて。
仕事もプライベートも、いろんなジャンルにおいて「終わり」に向かうことが多すぎて。
ずっと辛かったから。

もう、なくなっちゃうけど。
その前に、最後に役に立てたねって、歓喜がわいた。
うわぁ~って、温かいものが流れてきた。

こんなステキな奇跡に、ほんの少し関われたことが幸せだ。


見過ごしてしまいそうな毎日にも、奇跡は、ちゃんとある。


負傷しました、ハイ。
左手首を、バイーンと。

こないだみたいに腫れ上がってないので、折れてないはず。
ただの、捻挫かと。
すぐに氷をもらってくださったのが良かったのかも。

久々のフットサルで、気合い充分で、大会前の貴重な練習やったんやけれどなぁ。
始まって20分くらいしか経ってへんのにぃ。

敗因は、
・寒さで筋肉、関節が固まってた。
・至近距離の強力弾を片手パーで弾いた。
・ウォーミングアップでキャッチポールをする時間がなかった。

ええとこ見せようとしたらあかんね。←誰に?(笑)
完全にあたしの判断ミスと、闘争心に火がついたことが敗因やな。

普段はマイペースでおっとり(ただトロクサイだけ)やのに、ゴール前に立つとどうしてもスイッチが入ってしまう。
でも、これからは無理しません。

早々に怪我してゴメンナサイ。
毎回丁寧に指導してくれるコーチに申し訳ないキモチでいっぱい。
あたし、ヘラヘラ笑ってますけど、だいぶ凹んでますのよしょぼん
申し訳なさとか、ショックとか、蹴った相手に気を遣わせてしまったこととか、イロイロの要因で。
ヘラヘラしてるけど、ちゃんといろんなこと思ってるんですよ。
伝わりにくい性格なので、一応言ってみた(笑)
でも、起きてしまったことは仕方ないので、来月のなでしこカップまでにはなんとか治す!!
と、気合い入れてみる。


家族には「怪我したらやめさすよ」と言われてるけど、今度はやめませぬ。
病院には行かず、ええ湿布と、前に骨折した時に病院でもらった塗り薬で治してやる!!


とりあえず、引退は回避。


ほぼ左利きなので、しばらく不便やけれど、
打ち間違いとかありそうやけれど、
指先は使えるので大丈夫アップ
みなさま、ご心配おかけしました。
ありがとうございます!!


ゲームで声出しの練習をして、これほんまに難しくてなかなか上手くいかんけど、
難しいなりにも面白くなってきたところなので、早く治して復帰するぞにひひ


ゴールキーパーの皆様、「とっておきの回復方法」とかあれば伝授願います!!

「空に星が綺麗」
 
この曲が、せっちゃんとの出会い。
中学二年生のあたしは、大好きなFM802から流れるこの曲に魅了された。
その次に「歌うたいのバラッド」に出会って。
これがきっかけで他の曲にも興味を持ち、買ったアルバムが「Because」。
かれこれもう15年ほど前のことだけど、あたしの携帯のコール音(相手に聞こえる呼び出し音)は「空に星が綺麗」だ。
 
 
15年の時を経て、今日、大阪城ホールへせっちゃんのLiveに行ってきた。
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アルバム「45Stones」を引き下げたツアー。
開演の18時。
「只今より、開演致します。本日の一曲目はWould you join me?」
という、真面目ながらもなんとも二度聴きしちゃうユーモラスなアナウンスが流れてスタート。
 
初体験のせっちゃんドキドキ
かっこよすぎるー!
気だるくて、かっこよくて、エロくて。
短調が大好物のあたしにとって、彼の曲はドがつくツボなのだ。
 
 
「いぇ~ぃ」という、ゆるーい掛け声。
「どうも、吉井和哉です」という、突然のボケ。
男性ファンからの声援に「野郎は黙ってて(笑)」という、ぼやき。
トークの一つ一つがゆるくて心地よい。
 
 
「脱力感と気だるさが溢れる、何を考えているかよくわからない、味のありすぎる人」
が基本的に好きなあたし、もぅ、3時間どっぷり、その魅惑の世界に浸ってきやした。
 
 
ギターはもちろん、キーボードも、ドラムも、なんでもかっこよくこなすパフォーマンスにうっとり。
キーボード一本で、濃紺照明のみで歌う「雨宿り」最高やった。
ドラムバトルしながら歌う「虹」めっちゃ盛り上がった!
テーマパークみたいな面白さがあって、終始ワクワクと笑顔が絶えないLive。
 
 
「やさしくなりたい」では、松嶋菜々子から貰ったという、サイン入りのエプロンを着用。
ギターのメンバーに「では(イントロを)お願いします」とふると、「それは命令ですか?」「命令です」「承知しました」というコントも披露。
 
「オオカミ中年」には、あの、話題の替え歌「ずっとウソだった」を織り混ぜてシャウト!
 
 
弾き語りからバンド演奏に移行する「歌うたいのバラッド」は、想像以上に感動。
好きな人にこの曲を歌ってもらえたら、嬉しくて泣いてまうやろなぁ。
NACSさんのLOVERクライマックスを思い出して更に感動。
 
 
どうしても「空に星が綺麗」が聴きたかったあたしに、アンコールで奇跡が起きた。
野郎ファンが客席から
「空に星が綺麗歌ってー」
と叫ぶ。
「今日はそれと、違うのを歌うんだけどね」
と、せっちゃん。
すると「今日誕生日やから歌ってー」と先程の野郎ファン。
そしたら、「まぁいいや、やろっか」と言って、別の曲の準備をしていたのに急遽「空に星が綺麗」を弾き語りしてくれたのだぁぁぁ☆
幸せ。
 
 
文句なしの3時間。
最後はカンパニー全員でKARAのお尻ダンスを披露♪
オチャメやなぁ。
 
ずっと笑顔でいれる空間。
ありがとう、せっちゃん&カンパニーのみなさん。
 
いつかライブで「彼女」が聴きたいなぁ。
と、もはや次のライブを期待するあたし。
それぐらい楽しかったということで☆
 
 
 
いろんなことがあるけれど空には星が綺麗♪
とうとうダウンしてました…昨日。
ここ一ヶ月、かなり濃いめのハードな毎日やったからなぁ。
発行業務と、残務処理と、就活と、その他モロモロごにょごにょ。

パンパンに喉が腫れて。
ただでさえ「一年中風邪引いてるみたいな」「DSのゲームで音声認識してもらえない」ハスキー声に、更に拍車がかかり、朝から病院へ。
今週は明日からサッパリ休めないので、今日はお休みさせてもらい、家でゆくーり&またーり静養わず。


おかげさまで、復活の兆し見えたり!


目覚めてからは、録画しておいた【世界は言葉でできている】をようやく見た。


フランスの女優、ブリジット・バルドーの名言。
「さよならは、言われる前に自分から言うわ。だって、決めるのは私よ」

かっこよすぎますぜ、姐さん。


この番組、【言葉フェチ】としては30分は物足りない。
でもゴールデン進出したら面白味が減りそうやから、深夜枠のままでいいよ。

「ギリシャに行ってみたい」

帰り道、職場で仲の良い子とそんな話をして歩いていた。

飛行機鎖国時代を長年送っていたあたしは、未だに海外に行ったことがない。
NACSさんのおかげで飛行機解禁を遂げたので、次は海外に行ってみたいと思うようになった。

劇団四季のマンマ・ミーアを見て、OFFIE CUEのギリシャ旅のVTRを見て、ギリシャに興味を持った。
だから、ギリシャの島でキレイな景色を見たいのだ。


しかし、彼女が全力で止めに入ってきた。
「あかん、ヨーロッパ、今何が起こるか分からんやん!止めときって!」
いや、今すぐ行くわけやないし。


すると彼女はこんな話をした。
「あたし、9.11の日な、学校の研修旅行でイタリアにおってん。あんな事件があったから、帰りの空港、銃を構えた兵隊さんがいっぱいおってメッチャ怖かってんで。」
「マジでー?それは怖いなぁ。」

彼女は続ける。
「レーザー銃やな、あれは。赤い光が見えたし、今にも撃ちそうやってん。しかも、いっぱいおるねんで。」
「日常では考えられへんなぁ。」

更に彼女は続ける。
「日本で銃を持つのは銃刀法違反やけれど、外国は銃は身近なもんやねんで。」
「せやなぁ。文化の違いやなぁ。」



信号が赤なので、立ち止まった。
相変わらず銃の話をする彼女の向こう側に、何かが見えた。


チューだ。


いい年した大人が二人、銃を構えていたのではなく、体裁構わず路チューをしていたのだ。
全く、イチャイチャしやがって!


銃の話を聞きながら、路チューを見てしまう。
なんていうタイミングだろう。


「チューや。」

あたしの言葉に、彼女は振り向く。

「どこどこ?」
「あの、電話ボックスの向こう」

しばらくキョロキョロした後、目標物を見つけた彼女。

「ほんまやぁ。」

かなりキョロキョロしていたのに、これはこれは長いチューだこと。


あたしは、こーゆー光景が好きではない。
外で何やってんねん。
わきまえろよ。
そう思ってしまう。

そんな話をすると、話は一気に銃からチューへ変わった。
なにこの、ギャグみたいな転調。
思わず顔を見合わせて笑ってしまう。


彼女が2011年に体験した銃が身近にある国では、路チューなんて珍しくもなんともないのだろう。
だからきっと、こんなベタなギャグみたいな転調にも動じないに違いない。