バガヴットギーターと仙道と法身 | ハーナヨーガ's blog

ハーナヨーガ's blog

京都・上賀茂神社神社より徒歩3分 Yoga教室のヨーガにまつわる呼吸・瞑想のおはなし。

本日は月一回のヨーガ教室

と言ってもその時その時、私が一番興味のある事をテーマに掘り下げる「シェフの気まぐれサラダ」的なクラスで、懐の深い物好きな方が参加して下さっています
お陰でコチラも自分の勉強が進みます
有難いことです


本日は仙道修行からハタ・ヨーガを見直してみました

仙道と言えば中国の仙人になる為の修行
有名どころでは西暦796年生まれの呂洞賓
まだ存命しているのだとか




ヨギーだとマハー・アバター・ババジ
あと空海さんとか、未だ生きていらっしゃると言われていますが、そういう不死ってどういう事?と思っていたら
↓で納得

こちらによると、精エネルギーから気に意識を強くかける事で、物質化した「陽気」を作りこれを完全化して物質化した「煉神」をつくる。これが不老不死の肉体「法身」でこの法身に意識を乗り込ませる、のだそう
ハタ・ヨーガのアプローチと一緒

プラーナを自由に扱い、滅びる肉体とは別に物質化した肉体を作る
そちらは不死な訳ですね


法身の元となる「陽気」ですが、精力が強くないとできないです
そんなわけで精力を強くする食べ物、山芋やネギ、生姜、ニンニク、生玉ねぎなどを積極的にとるのですが、バラモンの修行者はこういう刺激のあるものは禁止
一方、ハタ・ヨギー達はタントラの儀式の際は酒や肉などをとる

真逆なんだけど、この辺がインドでも既にゴチャゴチャになって伝わっている



食べ物や呼吸以外にも男性行者が、若い10代の女性から気をとるっていうのもあり(タントラ)


女の身としては、ただでさえ女より男の方が陽性なのに、更に気を取られるなんて、、、と思ってしまうのだけど、修行者が男性中心だからか、その辺はスルーなんだな



まぁ、女性タントラ行者は元気で体温の高い若い男子から気を分けてもらってください
同性とばかりつるんでいては陽気はなかなか増えません
あ〜、あと、頭とか目の使いすぎも気を消耗するので携帯もホドホドに
  


さて、クラスが終わって家のトイレに置いてある

をパッとめくったら、丁度こんな文章が


 
クリシュナは、正義が衰え悪が栄えるとき、善人を救い、悪人を滅ぼすために、それぞれの時代に出現するといいます。

 最高神としての彼は、最高原理ブラフマンと同一であり、肉体をもたず、いわば仏教の「法身」に対応します。法身とは、仏の真の身体としての永遠不滅の法、真理をさします。
 
 最高神は自己の物質的原理によって、肉体を得て、クリシュナのような偉大な存在として地上に出現します。しかし、その本性は普変であり、永遠の過去から未来にわたって存在する万物の主です。
ちょうど『法華経』の「如来寿量品」における久遠の本仏に相当します。歴史上の釈尊は仮の姿であって、実は永遠の昔から存在し、人々を教化してきたというので、久遠の本仏といいます。まさにそれと同じ考え方であると言っていいでしょう。