冬場は農作業が無い代わりに家畜の世話が中心になります。
夏場と違い厳しい寒さなので、管理が重要になります
肖の自宅では驢馬(ロバ)や豚、鶏などを所有しております。
私はお父さんと一緒に着いて行き、世話の仕事を行いました。
まず、世話をする前にお父さんからこう言われました。
「六(リュウ)に認められろ」
リュウ???
最初は何の事か分かりませんでした。
「六(リュウ)←中国語読み」とは自宅の番犬及び追い込み犬の事でした
こちらがその「六」です。
肖家の大事な「番犬」及び「追い込み犬」です。
2歳のメスです。
私は前回来た時からずっと威嚇されっぱなしでした…
父:「お前は犬を扱った事はあるか?」
私:「食べた事はありますが、接した経験は殆ど0です…」
父:「こいつは食べるための犬じゃなくて、大事な仕事を行う家族だ」
父:「家畜の世話も六を使って行う、まずはこいつに認められない事には何も始まらないぞ」
私:「ぉぉぉ」
父:「六はまだお前の事を信頼していない、だから威嚇して吠えるんだ、まずは六と接する事からだ」
それからお父さんに教授してもらいながら六との信頼を築くための特訓が始まりました。
ホームステイの2日目からず~っとです…。
私にとってはそりゃもう本当に苦労しました
管理している家畜は
仔豚は食べたり売ったりといろいろ。
豚の管理は思った以上に大変です、糞の処理などいろいろ。
身に沁みて大変さを感じました。
こちらは驢馬(ロバ)の子供(メス)です。
現在1歳、この前来た時は生後半年だったのに、大分大きくなりました。
もうお母さんと身体は同じくらいの大きさです。
彼女はとても人懐っこくて可愛いです
遊んで欲しいのかすぐに人の服を噛んで引っ張ります。。。
親子です。
右がお母さん。
驢馬の管理も楽では無いですが、愛嬌があるので扱い易く感じました
毛がフサフサで暖かいので、東北地方の冬でも大丈夫です
それから鶏も。
たくさんいます、20羽以上居ます。
陽が落ちると鶏を小屋へ入れるのですが、これがまた中々言う事を聞かなくて…
で、そこで六の出番なんですよ
六は何とも器用に鶏たちを次々と小屋へ追い込んで行きます。
お父さんと六のコンビネーションは見ていて驚きました
ホームステイ終盤は私も六と一緒に追い込み作業をしました。
お父さん程ではありませんが、まぁまぁ良いコンビネーションだったと思います
家畜の管理は凄く大変ですよ、犬に信頼されるのもね…