オイタ大好き いっし~先生③ | ムニエル。

ムニエル。

医療事務歴16年、



医療事務は楽しく♪がモットー。



あなたと、いろんなお話がしたいな・・・・。



☆診療情報管理士通信教育スタート!69期生でつ '`ィ (゚д゚)/

ピザをほおばりながら、思い出します。




「終わったら、ポケベル打って」


これって、さあ




誘われてる?・・・・・よねえ。



「おれ、もう一切れいっといていいすか?」


よく食うなあ・・・Nさん。


なんか、食べるのしんどい。



だって、あのいっし~先生だもん。



食べられちゃうのかなあ。



いやだなあ。



うわさとかなったらいやだし。



自信ないし(何の??)




「あら、yong-yuanちゃん、食べないの?」



「あ、いえ、えっと、あんまり・・・。」


看護婦さんの目がキラリ・・・・。



つつ~っと、椅子ごと近づけて



「もう、なんかあったか?いっし~先生とは?」




びく。びくびくびく。


(顔に書いてあったんだろうか)




「えっと、はい。なんか連絡くれっていわれました」


やっぱりいっし~先生は怪しいや。あぶないあぶない。


ここは婦長さんに白状しよう。




あたし、まだ19だし。未来がある。



ヒソヒソヒソ・・・・・・・・


ひととおりお話しすると、婦長さん、うんうんうなずき、




「あ~、その手かあ・・・・・。そう来たか。ふんふん」


「え、何ですか、婦長さんには把握しうる先生の『手』なんですか??」




「そうなんよ。そうそう。あ、ちょっとNクン、デザートほしいわあ。

ちょっとコンビに走って。おごるからさ。」



「ホンマっすか??いきますいきます!」


Nさん、今日はルンルン♪千円握って買出しに走る。





「でさあ、どうすんの?」


「どうするって、いきません。」


「あはは、ストレートやなあ。いくつやったっけ?今」


「19です。」


「大事にしなあかん年やわね。正解だわ」




婦長さん、ちらりとロビーに目をやって人気の確認。


「あの先生、立ち聞きするしなあ。狙った獲物は確実にリサーチするからなあ。」



あ、さっきもいきなり出てきはったし。すごい、婦長さん。どんぴしゃ!



「でもねえ、あたし今日おなか空いてるのよ。」


「は?」


「旦那は残業やし、チビたちは合宿やから今日ご飯しなくていいのよね。」


へえ・・。

「yong-yuanちゃん、一人暮らしやんね。晩御飯大変でしょ?

で、こうしない?あのN君も一緒に先生も入れて4人でご飯つれてってもらおう!」



はあ~~~~~~~~~?



「なら、断る気まずさもないし、あたしも居るからご飯だけでさよなら~できるやろ?」


まあ、そうですね。気まずく実習終わるの嫌だしなあ。


婦長さん、伸びをして、ポン、と肩をたたく。



「決まり。あとは、N君に仕込むだけわ。わ~楽しみ♪」



なんかややこしくなってきてない?