オイタ大好き いっし~先生② | ムニエル。

ムニエル。

医療事務歴16年、



医療事務は楽しく♪がモットー。



あなたと、いろんなお話がしたいな・・・・。



☆診療情報管理士通信教育スタート!69期生でつ '`ィ (゚д゚)/

「ちょっと、こっちみてみ」



こっち・・・・?



わ!びっくりした。



隣の薬局からいっし~先生、出てきた。



「な、な何ですか先生、びっくりしますよお」



ゲラゲラゲラゲラ、いっし~先生笑ってる。



「いま、Nさんが、先生を探しに行かはりましたよ。」



いっし~先生、ふうとため息をつく。



「最近、おもしろくなくてなあ・・・・・」



             ぜんぜん人の話きいてへんし。



「はあ、おもしろくないんですか?」



       医者してて、患者さんにもスタッフにも人気あって



           女の子もたくさん食べといて



                  なにがおもろないねん。



「いやあ、なんかなこのままでええんかって、思うことあってなあ」



       はあ。



  で、出前依頼のタイミングは、ワタシからするのかしら。



言いにくいなあ・・・・。



でも、食べたい♪



「たとえば、どんなことですか?」



「たとえばなあ・・・・。○○は何歳やっけ?」



「はい、19になりました。」



「そうか、来年就職やなあ。そうかそうか。



もう、就職先きめたんか?」



         話つながってへんよ・・・・。



おなか鳴りそう・・・・。いっし~先生=差し入れって図ができているから



            先生見ただけで、おなか空く・・・。



(おなかの虫って、いたら怖いな)



「まだ研修先が2箇所のこってますし・・・。とりあえずひととおり



経験してから決めようかと思ってます」



 ↑当時私は「ここに行きたい!」と思える病院があれば



そこに勤めるんだ!勤められる!気合じゃ!と漠然と決めていたので



(このへんは、入職試験の思ひ出をみていただくと

                当時の無知さとオバカさが判ります)



『勤めたい病院が見つかんないから、わかんない』



と、思っていたんですね。(←アホ)



「わはは!○○は本当におもしろいなあ。そうかそうか。」



そんな話より、で、出前!Nさん、何しとんねん。



「そうやなあ。いろいろ教えてあげんとあかんなあ、○○には」



          あ~、どうでもいい。

         出前食べれるって頭に信号行ってるから

          体中、準備万端なんですけれど。





(どうおしって、おんなかが へるのっかなあ~)





「○○はさ、医事課とかコメディカル(薬剤師・技師など)の子らと



いろいろ、飲んだり食べたりしてるらしいなあ。」



「あ、はい。よく誘っていただいて・・・。一人暮らしなので助かってます」



「?助かってる?何が?」



「えっと、食事代が浮きます」



やばい、おなかが空くことを連想する話題になってる!



おなか鳴る~~~~~~~~ぅ。



(おかあさん、おかあさん、おなかとせなかが)



「ふ~ん」



      あれ、つまんなそう。



          話題がだめだったか?



いやん、先生出前辞めるって言わないで。



「・・・・・・は、いるの?」



   ほぇ?



ぷるぷるぷる・・・・・



内線だ。



「はい、医事課yong-yuanです」



入院担当の看護婦さんから、お掃除のおばさんが居ないので

院内コールで呼び出ししてほしいとの依頼です。



「はい、はい、内線112ですね。それで・・・・」



つんつん、肩をいっし~先生つつきます。



(はい?)

振り向くと、いっし~先生、机上のカルテ2号用紙に

走り書きしてる。



出前のオーダーかなあ。



あ、ちがった・・みたい。




~終わったら、ポケベル打って。×××-×××-×××~



ほぇ。



先生、去る。



廊下の奥から、Nさんと先生の声が響きます。





あ、先生、どこいってはったんですか?



おお、すまんすまん、適当に出前しといて~



了解っす!

  



俺、ピザでいいから





             ・・・・・わたしへのオーダーはどうしましょ・・・・。