宮崎県の東国原知事のブログ の中にあった言葉です。
「政治屋は次の選挙のことを考え、政治家は次の世のことを考える 」
まさに同感です。
次の世の中を考えない政治屋が増えています。
選挙は上手だけれども、次の世の中は考えていない。
頭を下げること、人の話を聞く、親切、多くの人と会う、演説がうまい、などなど政治家として必要な資質である。
だけれども、「それだけ」、という政治屋が多くなっている。
私が考えるに、政治家の一番重要な資質として挙げるのは「次の世を考えているか」に尽きる。
選挙などで遊説が上手だったりするよりも、愛想がよかったりするよりも、親切だったりするよりも、「次の世を見ているか」を選ぶ時の優先順位1番である。
理由は、政治というのは一朝一夕でしくみが変わるものではない。
だから、今している政治は、次の世を創るためにしているのである。
ビジネスでも、短期的利益ばかりを追い、3年後や5年後のために種を植えておかなければ刈り取れないのと同じように、政治も「次の世」を見て、政策を立案し、説明し、実行していかなければ、将来は暗い。
今の景気を良くするために、借金を増やして、公共工事などの景気刺激策ばかりしていたら(ある程度は必要です)、一方で借金が増え、将来それを返さなければならないことは明白で、当然「次の世代」に借金を残すようになる。今がそうです。
景気を刺激し、企業に利益を出してもらい、税収を増やす、という論理のみでは解決できないほどの借金を日本(地方自治体を含めて)は抱えている。
これこそが、「次の世」を見ていない政策(「選挙」に通る)だったのである。
誰しも、今すぐ自分の利益になる政治屋を選びたい。
しかし、長い時間をかけて、そんな政治屋を選んできたつけがまわってきている。
(誰とは言わないが、何人かの顔が浮かんでくる。結構な数である。かなりの割合でもある。認められる政治家もいますので、誤解がないようにお願いします。)
「どげんかせんといかん」と言ったところで、東国原知事には頑張ってもらいたいが、そんなに簡単ではない。
すぐに効果が出るものなど多くない。今は、それほどのつけがあるのである。
良い事ばかりを言う営業マンは信じられないことは、誰しも判断できるのに、良い事ばかりを言う政治家を案外信じて期待してしまうのである。そして裏切られる?
本当に核心を突くような悪い事を言うと、有権者は選ばないので、落選しているのかもしれない。
見る目を養わなければならない。
良い事しか言わない政治屋に、質問したら良い。
「次の世の中をどうしますか?どんな日本やどんな地方を作りたいですか?」
実現可能性も含めて、その答えが信じられたら、選ぶに値する。
良い点ばかりでなく、デメリットも含めて説明できたら、選ぶに値する。
政治家は国民のレベルで選ばれるとも言う。
「選挙」ばかりを意識しているのか、「次の世」を見ているのか?
有権者は、そこを良く見ないと思う。
「政治屋は次の選挙のことを考え、政治家は次の世のことを考える 」
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