いよいよ大人の遠足、鳥海山に登ります。

朝起きると日の光がさし、今日は天気が良いことを確信しました。

しかーし、集合場所の県立大学の駐車場に行く途中、鳥海山の方を見ると雲に覆われ、その姿を全然見ることができません。


ここは晴れているのにいったいどうしたことでしょう。気持ちは一気に沈んできます。

駐車場で、SさんとTさんと待ち合わせ、話題は天気のこと。

まずは象潟登山口の鉾立に向かいました。

向かうにしたがいだんだん雲が晴れて来たかのよう。

鉾立に到着しました。
少し日の光がさし始めて来ました。
おっ、これは期待できるかも。

鉾立の展望台からわずかに山頂が見えています。



いよいよ登り始める3人。

レッツゴー。



登りはじめは息が整わず、ハーハーするのでした。 


しばらく登って行くと、目に留まった白い花。

カラマツソウかな。自信がありません。



そこからしばらく登るとシラネアオイが咲いていました。




またまた登りはじめます。

おっ、青空が見えて来ました。

風で雲が流されては湧き上がり、そして流される。目まぐるしく空の様子が変わるのでした。



風が少し吹き肌寒さを感じていましたが、歩いてくるとだんだん暑くなってきました。
ウインドブレーカーを脱ぐSさん。


しばらく登ると雪渓がありました。

その上を歩かなければなりません。

斜めに傾いているので歩きにくいのだ。

滑らないようにそろそろ。




雪渓を歩き終えたところに

様々な色のショウジョウバカマが咲いていました。桃色に紅色。


この色のショウジョウバカマは初見です。




間も無く賽の河原というところで、チングルマがたくさん咲いているところがありました。


しばし、パチリンコ。

花は終わりに近づいているようですね。




チングルマに混じってイワカガミも咲いていたよ。







またまた雪渓です。


これは

カラマツソウの仲間でしょうか。

自信がありません。



イワイチョウも咲いていたよ。





ベニバナイチゴも真っ赤な花を咲かせていました。


賽の河原に到着。

標柱はまだブルーシートに覆われていました。


ここで休憩しましょう。

おや、ガスがかかってきた。




では出発、

賽の河原の上には湿地。

湿地がある風景が好きなyonejiです。


ひっそりとツマトリソウが咲いていました。


その近くにはゴゼンタチバナも咲いていたよ。


賽の河原から御浜小屋までが結構急な坂道が続きます。

前を行くSさんとTさんはその坂をスタスタと登って行きます。

yonejiは急な石畳の登山道に四苦八苦。



コバイケイソウが咲き始めていました。


チョウカイアザミはまだ蕾だね。



鮮やかな黄色のミヤマキンポウゲ。


ホソバイワベンケイも黄色の花を見せてくれています。




これはミヤマガラシかな。


やっと御浜小屋が見えて来ました。

鳥居も見えています。

あと少しだ。


鳥海湖を眺めます。




鳥海湖西側に行ってみました。


風に吹かれてガスが流れていきます。

おー、山頂が見えて来たぞ。


これは幸先が良さそうです。


西側から見た鳥海湖。

ハクサンイチゲが斜面一面に咲いています。

素晴らしい光景だなあ。






ガスに覆われたり晴れたり。

それがとても良い。

見ていた全然飽きません。

絶景です。










2本のコバイケイソウがダンスをしているよう。


空に青空が広がって来ました。

白い雲が綺麗。

空に向かって伸びて行くようなコバイケイソウ。



写真が趣味のTさん。

パチリとしています。


山に見惚れているSさん。


ヨツバシオガマがあちらこちらに咲いています。


ニッコウキスゲは少し早かった。

これからここはニッコウキスゲのお花畑になるね。







この花はなんだろう。

よくわからないや。


山頂を眺めながらお昼ご飯を食べましょう。

うま〜い。

山で食べるおにぎりはなんて美味しんでしょう。


山頂まで行きたいけれど、今のyonejiの体力ではどうかなあ。





では、下山しましょう。

下山はいつもと違うルートです。


登山道の両脇は花でいっぱい。

これは素晴らしいルートです。




チングルマのヒゲができ始めていたね。


このヒゲは三角帽子みたいだよ。


少し歩きにくいけど大丈夫。慎重に足を運びます。


間も無く賽の河原に到着です。


ウラジロヨウラク。

初めて見ました。


マルバシモツケは下に来るとたくさん咲いていたよ。


雲が下に見えますね。


そして、登山口の鉾立に到着。

お疲れ様でした。


一年ぶりの鳥海山。

花の山と言われる鳥海山ですが、端境期とはいえたくさんの花を見ながら登ることができました。


なんとか山頂まで行きたいのですが、yonejiの体力と脚力では無理かな。登るには覚悟が必要とのこと。


しかーし、鳥海湖まで登った満足感と達成感は半端ではありません。そして絶景を目にし、心も穏やかになりました。


緑と青と白の雑妙な色合い、そこに咲く花たち、本当によかった。



ということで、鳥海湖まで登って来たyonejiの独り言でした。


登り


降り



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