シタデルカラーは基本色のベース、グラデや上塗り用のレイヤー、影色、スミ入れのシェイドと用途で塗料の性質が違います。
ここでは、プラモデルの塗り分けが主目的なので、ベースの塗料を扱っていきます。
そもそも初めてシタデルを使ったのは、鳥のRCのボディカバーに鷹の絵を描いて欲しいと頼まれた時です。
このカバーが合皮のような素材で、まず塗料が乗ること、実用強度があること、絵を描きやすいことなどを考慮した結果シタデルにしました。
実際、使ってみると水彩絵具のように描きやすかったです。
ただ高価なので最低限の3色を駆使してどうにか・・・
この時点ではウォーターパレットの事を知らなかったので、乾燥が早くて苦労しました。
その後、こういうのが市販されてるけど自作できるということでやってみました。
まずクッキングシートを用意して
適当なタッパーの中で水を含ませたスポンジにシートを固定するだけ
クッキングシートの上に塗料を2滴ぐらい置いて、水で伸ばしながら塗ります。
シートが水分だけを通すので表面が湿った状態になり塗料の乾きを遅らせてくれます。
筆は根元の方の塗料が落ちにくいので高級な物は使わない方がいいと聞いたのでホームセンターで200円ぐらいで売ってる水彩用の筆を使っています。
鷹の絵を描くときに買ったので少し太いですが、塗料の濃度をコントロールすれば毛先でなんとかディアスのグレー部分ぐらいは塗れます。
昨日の内容と被りますが、ラッカー系クリアーでコートしてやればエナメル系でのスミ入れにも対応できました。