麺王、献血に行く Ⅲ | よねブロ

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ヤフブロからの引越しです。

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麺王  「さあ、今日の昼はこれを食べるぞ!」







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麺王  「麺王特性レバニラ味噌ラーメンだ!」












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ユリア 「何これ? 昼間からレバニラ?」

    「風俗でも行く気か?」





麺王  「見損なってもらっては困るな」













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麺王  「これだ」




ユリア 「献血・・・それでレバーか」

    「安直だな」









麺王  「昼に食っておけば、血を抜いた直後に補充ができるという寸法だ!」







ユリア 「そんなに早くはないと思うけど、まあ、いいわ」

    「40リッターでお願いするわ」








麺王  「ガソリンスタンドか!」

    「さすがの俺もそんなに血の気多くないって!」








ユリア 「それにしても、そんなハガキ一枚でよく行くわね」







麺王  「フッ、ただのハガキと思うなよ」










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麺王  「見るがいい!」

    「うら若き乙女の手書きだぞ!」

    「ハートマーク付き!」

    「しかも、ピンク!」







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ユリア 「おまえ、バカだろ!」


    「そんなもん、日本赤十字社の窓際族のオッサンが
     ハナクソほじりながら書いてるに決まってるだろ!」


    「アイドルのサインと同じだ」








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麺王  「うぅ、やかましいわ!」

    「俺のハガキだけは特別なの!」








ユリア 「めでたいヤツだ」

    「まあ、いいけどね。誰にも迷惑かかってないし」



















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麺王  「ただいま」





ユリア 「お疲れ」

    「で? うら若き乙女とやらはいたのか?」









麺王  「う、うん・・・」

    「いまいち・・・」






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ユリア 「だろ!」

    「献血センターの看護師は夜勤が無いから、兼業主婦が多いと思うぞ」









麺王  「な、なんだと・・・」

    「そういうカラクリであったか」

    「俺としたことが、不覚であったわ!」







ユリア 「ま、無駄な期待はしないことだな」







麺王  「さて、ちょっとトイレにでも行くか」

















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麺王  「フフフ、看護婦狙いなど元よりフェイク!」

    「我が真の狙いは献血に訪れた人の良い娘たちよ」

    「やはり、頼まれたら断れない性格なのか、
     あっさり連絡先をゲットできちゃったもんね」


    「早速、電話かけてみるか(ドキドキ)」









プルルルルル~  ガチャ。










電話  「はい! 楽凶体育大学、相撲同好会っス!」








麺王  「・・・・・・・」






電話  「もしも~し! 道場破りっスか~!」

    「ドスコ~イ!」





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ブチっ!・・・・・