
麺王 「う~む、いい出来だ」

麺王 「やはり、実物大は存在感が違うな」

ユリア 「何それ? 老眼鏡か?」
麺王 「たわけた事を言ってるんじゃあない!」
「どう見ても、ウルトラアイだろうが!」
ユリア 「ウルトラアイって何?」
「NHKの番組?」
「山川静夫アナの」
麺王 「違うわっ!」
「モロボシ・ダンが、ウルトラセブンに変身する時に使うアイテムだ」
ユリア 「へえ、じゃあ、それが無いと変身できないの?」
麺王 「そうだ」
「敵に盗まれて変身できない話とかもあったんだぞ」
ユリア 「意外と間抜けなのね」
麺王 「そこが、また、いいんじゃないか!」
ユリア 「で、それは、どうやって使うの?」
「ホントに変身はできないんでしょ?」
麺王 「そ、それは地球の科学では不可能だな」

ユリア 「なんだ、いわゆる、アレか!」
「なりきりアイテムってやつ」
「ウルトラセブンごっこ遊びだな」

麺王 「ごっことか言うな!」
「ガキの玩具と一緒にしてもらっては困る」
「この完成度なら、毎日着けてたら、
ウルトラ念力ぐらい使えるようになるかもしれん」
ウルトラ念力ぐらい使えるようになるかもしれん」
「いや、使えるような気がしてきた!」
ユリア 「ウルトラ念力?」
「超能力?」

麺王 「今から鍛えれば、夏あたりにはTシャツぐらいなら透視できるかもしれん」
「いや、頑張れば水着ぐらいいけるかも・・・」

ユリア 「おまえ・・・」
「アイスラッガーで切り落とされるといいわ」

麺王 「・・・・・・」