肉じゃがカレーライスパ | よねブロ

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ヤフブロからの引越しです。

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ユリア 「そろそろ、お昼ね」









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麺王  「なんか、今日はカレーの気分だな」






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ユリア 「昨日の肉じゃががあるわよ」







麺王  「ちょうどいい、肉じゃがなんて、カレーの親戚みたいなもんだ」

    「一緒に食おう」








ユリア 「そう言えば、肉じゃがって、
     彼女に手料理で作ってもらいたいって、よく言うわね」






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麺王  「ああ、あれはウソだな」

    「そんな、つまらんこと言う男は、中身もつまらんぞ」








ユリア 「えっ、つまらないの?」






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麺王  「あれはな、カレーやハンバーグじゃガキっぽいし、
     ちょっと家庭的な男を演出しようという下心が見え見えだ」

  
    「あと、料理が下手でも、そうそう失敗しないしな」












ユリア 「じゃあ、あんただったら何を作って欲しいの?」









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麺王  「鴨肉のテリーヌ、貝柱のコンフュ、スズキのポワレといったところかな」







ユリア 「花輪くんか!」

    「ヒデ爺にでも頼むんだな」








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麺王  「というわけで、完成」

    「肉じゃがカレーライスパだ!」







ユリア 「なんで、パスタとご飯が・・・」

    「マラソンでもやるのか?」










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麺王  「バカな!」

    「マラソンなど、俺の最も嫌いなスポーツだ」

    「やる奴も見る奴も気がしれん!」







ユリア 「そうは言うけど、最近、多いわよ」

    「市民マラソンとか」







麺王  「まったく、理解に苦しむな」

    「体力と時間の浪費としか思えぬ!」







ユリア 「まあ、走りながら何を考えてるのか不思議だけど」






麺王  「あのカロリーで、みんなで発電でもしたらいいのにな」

    「ハムスターみたいな輪っかの中で走らせるとか」







ユリア 「いや、外を走るからいいんじゃないの?」







麺王  「それで、交通規制とかするのか」

    「冗談じゃないぞ」

    「時間に追われて、配達とかしてる人もいるんだぞ!」

    「たかが、駆けっこで、車道を塞ぐなど、言語道断だ!」








ユリア 「迂回したらいいでしょ、ナビとか見て」






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麺王  「なんだと!」

    「陸送による物流は経済の根幹だぞ」

    「言わば、動脈!」

    「それを止めるなど、血栓や動脈瘤に等しい!」







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ユリア 「て言うか、こんなに炭水化物を食べて、
     ろくに運動もしないとリアルに脂肪が血栓になるわよ!」






麺王  「うっ・・・」








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ユリア 「走るのが嫌なら、歩いてらっしゃい!」

    「せいぜい、車の邪魔にならないようにな!」






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麺王  「・・・・・・」