
ユリア 「今年も、もう一ヶ月が過ぎてしまったわね」
麺王 「今月から、気合を入れよう!」
ユリア 「それは、いい心がけね」

麺王 「合言葉はチェンジ&チャレンジだ!」
ユリア 「それって、なんか負け組くさいセリフね」

麺王 「ということで、おでんラーメンにチャレンジしてみました」
ユリア 「ううっ、せめて、うどんにして欲しかったわ」
「そういうチャレンジはやめて貰いたいんだけど」
麺王 「そのセリフは食べてから言ってもらおうか!」
ユリア 「あら? 意外と美味しいわね」
「和風の出汁が効いたこのスープって?」

麺王 「これだ!」
「鰹のだしと柚子が香る醤油ラーメン、与ろい屋だ」
ユリア 「柚子胡椒の追加でさらに爽やかね」
「やるじゃん、チェンジ&チャレンジ」

麺王 「いや、やはり、俺にはチャレンジなんて言葉は似合わん」
「なぜなら、失敗しないから!」
ユリア 「はい?」
麺王 「可能性がゼロじゃない限り、俺にとっては100%と同じ事だからな」
ユリア 「おでんラーメンこときで、よくそこまで言えたものね」
「単純に、何食っても美味いだけなんじゃ・・・」
麺王 「この調子で2月もいただきだな!」

ユリア 「な、なに? 何を?」

麺王 「ところで、昔から納得できない事があるんだが・・・」
ユリア 「なんだ? いきなり」
麺王 「なんで、同じ学校の生徒がタバコ吸っただけで、
野球部が大会に出られなくなるんだ?」
野球部が大会に出られなくなるんだ?」
ユリア 「連帯責任ってやつでしょ」
麺王 「だから何故、責任が連帯されるのだ?」
「悪さした生徒だけ処罰すればいいだろ」
「野球部員とか関係なくない?」
ユリア 「確かにね」
麺王 「じゃあ、あれか?」
「辻元清美の汚職がバレたら、民進党は全員が選挙に出れなくなるのか?」
ユリア 「ちょっと、なんで名指し?」
麺王 「いや、幹事長とか代表クラスじゃなくて、知名度があるから」
「ほんとは山本太郎にしたいけど」
「あいつだったら、あの党自体が自然崩壊するだろ」
ユリア 「ところで、高野連って、財団法人かな?」
「ああいう組織って、過去の例に習うことに固執するわね」

麺王 「自分の責任において判断したくないんだろうな」
「変化を嫌う、いかにも役人らしい気質だな」
ユリア 「役人が変革ばかり望む国も問題だけどね」
麺王 「だが、理不尽なことは直していくべきだと思うがな」
ユリア 「そういや警察官が人身事故やったのを隠してたのが発覚したけど、
情報公開しなかった理由を聞かれて、慣例に従ったって答えてたわ」
情報公開しなかった理由を聞かれて、慣例に従ったって答えてたわ」
麺王 「そりゃ、シートベルトだなんだって、人のこと取り締まっておいて、
テメエが人を跳ねてたらシャレにならんだろ」
テメエが人を跳ねてたらシャレにならんだろ」
ユリア 「けど、注意してても事故は起きる時は起きるんだから、仕方ないじゃん」
「隠す方が問題よ」
「こういう事するから、警察の信頼が崩れるのよ」
麺王 「事故った警官は夜勤明けなのに、無理して残業してたみたいだしな」
「上司がアホだと、やりきれんな」
ユリア 「問題はそこね」
「なんで、役所ってアホが昇進するのかな?」
麺王 「そりゃ、キャリア官僚とか東大出のアホがいきなりトップに来るからだろ」
ユリア 「東大出てるのにアホなのか?」
麺王 「受験の勉強なんて、ほとんど記憶力だからな」
「勉強だけできても、人としてアホな奴もいるだろ」
ユリア 「アホかどうかは知らないけど、出世と保身しか考えてないキャリアは
人として好きにはなれないわね」
人として好きにはなれないわね」
麺王 「俺も、嫌いな奴の命令を聞くのは無理だ」

ユリア 「いや、それも給料の一部なんだってば!」

麺王 「なに? そうだったのか・・・」
「そんなこと、大学の経済学で習わなかったぞ」

ユリア 「あんたも、世間知らずのアホね」