
麺王 「今日は菜の花があるから、涼麺にでもするかな」
ユリア 「え~、まだ寒いし、温かいスープが欲しいわ」
麺王 「うむ、ならば塩ラーメンをベースにするか」

麺王 「こんな感じになったぞ」
「菜の花とベーコンの塩バターラーメンだ」
ユリア 「トマトが入ってるのは冷やし中華のなごりね」
麺王 「まあ、そうだが、やってみると焼きトマトもなかなか美味い」
「塩バタースープによく合うぞ」
ユリア 「バターの風味もあって、洋風なラーメンね」

ユリア 「この前、ヤマダ電機に行ったら、
65インチの4Kテレビが30万切ってたわよ」
麺王 「ふ~ん」
ユリア 「あら? 反応薄いな、おい!」
麺王 「4Kなんているか?」
ユリア 「放送局は4K放送を目指してるみたいよ」
「BS各局も4Kの届けを総務省に出してたみたいだし」

麺王 「BSなんて、機材の前に番組に金をかけろよ!」
「4Kでショップチャンネルやるのか?」
ユリア 「いや、旅番組でしょ」
麺王 「路線バスに乗る蛭子さんを4Kで見せられてもなぁ・・・」
ユリア 「美女が温泉に入るやつとかもあるじゃん」
麺王 「あの、中途半端なやつか」
ユリア 「バスタオル巻いてるからね」
麺王 「それもあるが、ローションもアイスも無いじゃないか」
ユリア 「はい?」
「アイスって?」
麺王 「ホームランバーの両手持ちはイメージビデオの基本だろ」
ユリア 「昼間からやめてくれ」
「BS放送だぞ!」
「竹書房とかと一緒にするな」

麺王 「そんなことより、F1やれよ!」
「BSフジなんて、それ以外に存在価値無いんだから」
ユリア 「トップギアとディスカバリーチャンネルもあるじゃん」
麺王 「あれは他局のを買ってるだけだろ」
ユリア 「まあ、4Kは置いといて、65インチは凄くない?」
麺王 「もう、大画面テレビはいいや」
「大きいと、離れて見るだけのことだし」
ユリア 「でも、迫力あるわよ!」

麺王 「そんなのより、PS4のバーチャルゴーグルが気になる今日この頃」
ユリア 「それって、どういうの?」
麺王 「自分の首の動きに連動して、
ヴァーチャル空間が見渡せるような感じじゃないかと」
ヴァーチャル空間が見渡せるような感じじゃないかと」
ユリア 「車で走りながら、わき見したら、横の風景も自然に流れるようなもん?」
「別にどうってことないんじゃない?」

麺王 「いや、考えてみろ」
「例えば、ミニスカートの娘が階段上がってるのを、
堂々と下から見上げたりできるんだぞ」
堂々と下から見上げたりできるんだぞ」
ユリア 「なに、結局、そこ!?」
「どんな最先端技術も、結局エロ目的なのか、おまえは!」
麺王 「当然だろ!」
「ビデオもDVDもPCも、エロなくして、
これだけ普及しなかったのは間違いない事実だ!」
これだけ普及しなかったのは間違いない事実だ!」
ユリア 「実際にはできないことを仮想体験する技術ではあるけど」
「身体に害はないのかな?」
麺王 「至近距離でゴーグル内のディスプレイを見るから、
眼には負担がかかりそうだな」
眼には負担がかかりそうだな」
ユリア 「乗り物酔いとかもあるかもね」
麺王 「それはありそうだな」
「左右の独立した揺れが、時に俺の動体視力を上回るからな」

ユリア 「要するに、おっぱいガン見してて酔ったんだろ」
「ゴーグル、関係無いじゃん!」

麺王 「・・・・・・」