ミルク坦々麺 | よねブロ

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ヤフブロからの引越しです。

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麺王  「今日は、坦々麺の気分だな」






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ユリア 「でも、このマルちゃん、何か微妙に物足りないのよねぇ・・・」






麺王  「そういう時は、牛乳だ!」





ユリア 「前にやった、ミルクを混ぜた水で煮込むのね」





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麺王  「ああ、今回は牛乳150cc、水350ccでやってみよう」






ユリア 「牛乳が混ざると泡立つから、煮るのに気を使うわ」





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麺王  「仕上げにスライスチーズを乗せてみよう」





ユリア 「なんか、もう坦々麺じゃなくなってるけど」

    「これはこれで悪くないわね」




麺王  「思った以上に洋風な味になったな」





ユリア 「そう言えば、今日は卵が無いけど・・・」

    「まさか、2日続けてアレをやろうとか思ってないでしょうね?」







麺王  「あ、当たり前じゃないか・・・」








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ユリア 「ねえ、ちょっと、あんた夜中にこっそりビール飲んでない?」








麺王  「え? あ、あれはお茶だ!」





ユリア 「お茶とビールの違いぐらい分かるんですけど」







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麺王  「ほう、大したものだな」

    「警察で麻薬検査官でもやったらどうだ?」






ユリア 「お茶とオシッコを間違えましたって、あれ?」

    「あんた、あんな話を間に受けてるの?」






麺王  「なんか、そんなような事言ってなかったっけ?」







ユリア 「そんなもん、間違えるわけないでしょ」

    「サルでも間違えないわよ」







麺王  「じゃあ、なんでお茶とすり替わってたんだ?」






ユリア 「そんなの、金で買収されたに決まってるだろ」

    「あの人、億単位の金があるんだから」







麺王  「だから、そのあたりの事がうやむやなのか」

    「警察としては、隠しておきたい何かがあると」






ユリア 「あの問題は、いちタレントが麻薬を使ったとか、使ってないとか、
     もはや、そういう次元じゃないからな」







麺王  「人一人が、有罪か無罪かを決める検査の信頼性を地に落とした事件だな」







ユリア 「警察の不祥事があっても、一部の警官の問題で、
     大部分は真面目にやってると思ってはいるけど」

    「警察への不信感は簡単には払拭できないわね」







麺王  「うむ、この手の事件は、警察官が被害者みたいなもんだな」

    「速度違反で捕まえても、
    小便とお茶の区別も出来ない奴に速度が測れるのか?って言われそう」







ユリア 「人間だからミスはあるだろうけど、いつも後の対応がマズいのよね」


    「まず、検査をした人間と経緯をハッキリ明かして、
     然るべき罪に問うべきよ」







麺王  「間違えたで許される仕事じゃないからな」

    「それだけの責任感と覚悟は必要だな」








ユリア 「警察機関への信頼は国家の治安に直結した重大事だからな」








麺王  「うむ、警察官が間抜けぞろいじゃ、犯罪者の天国になってしまうからな」








ユリア 「ただでさえ、イカれた人間が増えてるんだから、
     警察の質のアップは欠かせないと思うわ」








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麺王  「ああ、実質、犯罪に巻き込まれた時は彼らしか頼るものが無いのだからな」

    「最初で最後の砦だ」










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ユリア 「って、上手くはぐらかせたと思わないでよね」

    「空き缶の量が増えてる事に、気が付かないとでも思ったか?」






麺王  「しまった、そっちか!」

    「冷蔵庫に補充しておけば、バレないと思ったんだが・・・」






ユリア 「その程度じゃ、犬のお巡りさんすら欺けないわよ」








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麺王  「うむ、今度からは、あらかじめお茶のボトルにウイスキーを入れておこう」









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ユリア 「もう、しませんっていう選択肢は無いのね」

    「あんたらには・・・」








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麺王  「あんたらって・・・・」