
麺王 「今日はこれを食べるかな」

ユリア 「コレって夏前のやつじゃ・・・」
麺王 「美味いから、たくさん買ってあるのだ」
ユリア 「いちおう、まだ賞味期限内だけど・・・」

麺王 「完成だ!」
ユリア 「ん? なんだ、このマークは」

麺王 「コレだ!」
「これこそ、漢の魂の象徴!」

ユリア 「ずいぶんイビツな魂なのね」
麺王 「こ、これは、紅生姜を探してるうちに、熱で溶けてしまったのだ!」
ユリア 「言い訳も、ずいぶん漢らしいこと」
麺王 「・・・・」

麺王 「おい、ちょっとコレを見るがよい」

ユリア 「これは昨日の記事ね」
麺王 「ああ、どうやら、俺一人でも支持はあるようだな」
ユリア 「それは、どうかな?」
麺王 「なにぃ?」
ユリア 「あんた、ガッキーの食べ残しとか書いてたろ」
「ワード検索でガッキーがヒットして、騙されて見に来たに違いないわ」
麺王 「いや、いくらガッキーでも、そこまでは・・・」
ユリア 「さすがの私も、あの娘には一歩及ばないからね」

麺王 「一歩は一歩でも、アームストロング船長の一歩だな」

ユリア 「な、なによ!」
「そんなに言うなら、南斗の実家に帰るからね」
麺王 「えっ!?」
ユリア 「お正月も実家でのんびりしてくるわ!」
麺王 「いや、でも、あそこ寒いじゃん」
「雪とか積もるじゃん」
ユリア 「だから、なに?」
麺王 「お盆にした方が良いんじゃないか?」
「あと、サンタもこっちにいると思ってるんじゃないかな」
「再配達とか気の毒だろ」

ユリア 「そうね」
「サンタに免じて、今日はこれぐらいにしておいてあげるわ」