
麺王 「今日は、涼麺を食べるぞ!」

ユリア 「久しぶりだけど、今年の冬も食べるのね」
「冷やし中華!」

麺王 「無論だ!」
「何しろ、この俺は、冬でも冷やし中華を食べる会の会長だからな」
ユリア 「なんだ、それ・・・」
「活動は、冷やし中華を食べるだけでしょ」
麺王 「舐めてもらっては困るな」
「主な活動は、理由なき差別との戦いだ!」
ユリア 「おい、全然、中身が別物じゃないか!」
麺王 「別物ではない」
「うどんや蕎麦は冬でも冷やしで食べるのに、
中華麺だけが夏限定なのは、差別以外の何ものでもないだろ」
中華麺だけが夏限定なのは、差別以外の何ものでもないだろ」
ユリア 「まあ、そう言えばそうだけど」

麺王 「見るがいい!」
「これが、俺の涼麺だ!」
ユリア 「いや、知ってるけど」
「別に反対してないし」
「別に反対してないし」
麺王 「と、とにかく、偏見は人生を狭くし、自分が損をするってことだ!」
ユリア 「いろいろ言ってるけど、昼間は20度ある高知で叫んでも説得力無いわね」

ユリア 「カジノ法案って、可決されたわね」
麺王 「ああ、やけにアッサリ通ったな」
ユリア 「なんで、今更、カジノなんかがいるのかしら?」
麺王 「賛成派は経済効果を唱っておるが・・・」
ユリア 「そりゃ、博打は親が儲かる仕組みだからね」
麺王 「いや、この法案の真の狙いは別にある気がする」
ユリア 「ラスベガスみたいにして、
外国人観光客をカモろうっていうんじゃないの?」
外国人観光客をカモろうっていうんじゃないの?」

麺王 「まあ、それもあるだろうが」
「真の狙いは、パチンコ業界潰しと俺は睨んでおる」
ユリア 「カジノができたら、パチンコやってた客が流れるでしょうけど」
「潰れるほどの事は無いんじゃない?」
麺王 「そんなのは、パチンコより勝率を上げればいくらでも客は取れるだろ」
ユリア 「てか、なんで今更、パチンコ潰し?」
麺王 「そもそも、パチンコ屋って収支がグレーなんで、当然、
税金は過少申告してるだろう」
税金は過少申告してるだろう」
「ていうか、ほぼ脱税」
「そして、売上金が韓国、北朝鮮へ流れてるのも、周知の事実!」
ユリア 「それを食い止めようってこと?」
「ちょっと、話が飛躍しすぎじゃない?」
麺王 「どうかな?」
「国益レベルの話なら、
党派を越えた意見の一致があってもおかしくなかろう」
党派を越えた意見の一致があってもおかしくなかろう」
「しかも、韓国はあの状態という好機!」
ユリア 「じゃあ、反対してるのは?」
麺王 「あれは、おそらくパチンコ利権でオイシイ思いをしている
警察関係の天下りとか、韓国の息がかかった者だ」
警察関係の天下りとか、韓国の息がかかった者だ」
ユリア 「なんか、ヤクザのシノギ争いより怖い話なんだけど・・・」

麺王 「ああ、これ以上は話すとヤバい」
「この会話は警察が盗聴してる恐れがあるからな」

ユリア 「盗聴って・・・」
「ネットに垂れ流しなんだけど」
「ていうか、今更、あの人の真似しても遅いわよ!」
麺王 「全て、私の妄想ですから・・・」