銘店伝説 尾道ラーメン 東珍康 | よねブロ

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ヤフブロからの引越しです。

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ユリア 「今日は何にするの?」



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麺王  「今日は、これだ!」



ユリア 「とんちんかん?」



麺王  「トンキチ、チンペイ、カンタじゃないぞ」



ユリア 「それは、サリーちゃんの三つ子だろ」




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麺王  「今日のトッピングは味玉だ!」



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ユリア 「背脂がいかにも尾道ラーメンね」



麺王  「ああ、濃い目の醤油と背脂がストレートに来る、男らしい味だ」



ユリア 「こういう強いスープには、ネギが多い方が美味しいわね」









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ユリア 「ちょっと、これは一体、どういうことよ!」



麺王  「な、何をそんなにお怒りで?」



ユリア 「国連の核兵器禁止条約に日本が反対とか、ありえんだろ!」
   
    「北朝鮮すら賛成してるのに」






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麺王  「フッ、ガキだな」

    「国連なんか絵に描いた餅だからな」

    「対米関係を悪くしてまで従うメリットは無かろう」

    「それにしても、北朝鮮には笑わせてもらった」

    「金正恩、なかなか、やりおるわ」






ユリア 「損得の問題じゃないわ」

    「被爆国としてのアイデンティティ丸潰れじゃないか!」




麺王  「広島や長崎の人には悪いが、そんなの建て前に決まってるだろ」

    「日本でも、弾道ミサイルは無理だが、戦術核ぐらいは持ってると思うぞ」




ユリア 「非核三原則は?」




麺王  「それって、誰かが検査するのか?」

    「米軍基地に預けておけば、治外法権じゃないか」





ユリア 「そこまでして、アメリカと仲良くしたいの?」




麺王  「国家間に情など無いよ」

    「ただ、得なだけだ」

    「アメリカより中国の方がメリットが大きければ、中国と手を組むだろう」




ユリア 「だいたい、アメリカなんて自分が腐るほど核兵器を持ってるくせに
     北朝鮮が実験しただけでボロクソに言うのは理不尽だろ!」





麺王  「だから、国際社会に道理なんて無いんだってば」

    「個人同士じゃないんだから」

    「イラクなんて、言いがかり付けられて侵略されてるけど、
     誰もアメリカには逆らわないだろ?」





ユリア 「そんなに、アメリカが怖いのか?」




麺王  「いや、石油の利権を分けてもらった方が得だからだ」



ユリア 「汚いわね」




麺王  「だから、戦争なんて経済行為なんだってば」

    「物と命の究極の消費だ」
   
    「そうやって人類は生きてきたし、これからも変わらないだろうな」





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ユリア 「なんか、救いの無い話なんだけど・・・」





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麺王  「だから、綺麗事言ってないで、そういう生き物だと認めた上で
     目の前のトラブルを回避した結果が、この反対なんじゃないのかな」