
麺王 「ハリルジャパン、オーストラリアと引き分けか・・・」
「前半5分で点取って、勝ちきれぬか」

ユリア 「本田が良かったら勝てたとか寝言言ってるな」
「ハナクソホジッチ!」
麺王 「言い訳からしてアホだな」
「選手の調子を見極めるのが、お前の仕事だろうが!」
ユリア 「だいたい、なんで、ワケの分からん外人が監督なの?」
「言葉すら通じないじゃん」

麺王 「それは・・・」
「後腐れなくクビにできるからだ!」
ユリア 「じゃあ、監督は意味ないの?」
麺王 「よほどの名将じゃない限り、あまり変わらないと思うぞ」
「普段、別のチームでやってる選手を寄せ集めたチームだし」
「結局、個人技に頼るだけだろ」
ユリア 「でも、上司がボンクラだと仕事する気も起きないわよ」
麺王 「だから、あんな感じなんじゃないか?」
ユリア 「それで、ワールドカップに出られないのはヤバいんじゃない?」
麺王 「いや、良い機会だ」
「アジアなんて、出場しても、どうせ草刈り場になるんだから、
もっと、レベルを上げる必要がある」
もっと、レベルを上げる必要がある」
ユリア 「でも、日本が出てないと盛り上がらないじゃん」
麺王 「それでいいんだよ」
「何も知らんミーハーどもが、お祭り騒ぎするのは不愉快だ!」
ユリア 「経済的には痛いわね」
麺王 「どうなんだろうな」
「まだまだ野球ほどの人気は無いしな」
「男女共に黄金期は過ぎたな・・・」
ユリア 「ま、いずれ、才能ある若い選手が育ってくるでしょ」

麺王 「さて、今日は、この前の鍋焼きラーメンを普通のラーメンにしてみるぞ」
麺王 「名付けて、鍋焼かんラーメン!」
ユリア 「たけし軍団じゃん!」
麺王 「そうだけど、ハッキリ言って、人の名前にしてる方が可笑しいだろ」
ユリア 「まあ、それはいいけど、なんで、普通に鍋焼きラーメンにしないのよ?」
麺王 「決められた道を、ただ歩くよりも
選んだ自由に傷つくほうがいい・・・って言うだろ」
選んだ自由に傷つくほうがいい・・・って言うだろ」
ユリア 「夢色チェイサーかよ!」
「そんなの一部の人しか知らないわよ・・・」
麺王 「悪かったな!」
「デッドヒートのアイラブユーで!」

ユリア 「で、これって、ただ土鍋から丼に入れ物が変わっただけじゃないの?」
麺王 「いや、それが不思議と味が違うんだな、これが」
ユリア 「う~ん、確かに、丼の方がスッキリとシャープな味ね」
麺王 「土鍋で煮ると個々の具材の統一感が出て、まろやかになるのかもしれんな」
ユリア 「てことは、鍋焼きラーメンって、単に器が土鍋っていうだけじゃないのね」
麺王 「ああ、あえて邪道を行ったはずが、
本道の正しさを証明する結果となってしまったようだ」
本道の正しさを証明する結果となってしまったようだ」
ユリア 「最初から普通に本道を行けば言いのよ」

麺王 「フッ、これだから凡人は・・・」
「実証主義というコント氏の思想を体現したまで」

ユリア 「何がコントよ」
「あんたのやってることがコントだろ!」