
麺王 「実は今までずっと、勘違いしていたことがある」

ユリア 「?」
麺王 「ピーナッツはナッツではなかったのだ!」
ユリア 「???」
「ピーナッツって言うのに?」

麺王 「そうだ!」
「あれは木の実じゃなくて、豆だ!」
ユリア 「ふ~ん、別にどっちでもいいけど」
麺王 「いや、良くない!」
「これはだな、勝手な先入観が真実を曇らせるという話だ!」
麺王 「例えるとだな・・・」
「ネットでアスカという娘と知り合ったとする」
「アスカという名前からドイツ人とのハーフで、
小生意気な美少女を勝手に妄想するわけだ」
小生意気な美少女を勝手に妄想するわけだ」
ユリア 「勝手に妄想すんな!」
麺王 「まあ、イメージだ」
「で、実際に会ってみたら・・・」
「シャブ中のオッサンだった!」

ユリア 「はぁ? なんだ、それ!?」
「怪談?」
「いろんな意味で危ないんだけど・・・」
麺王 「だから、名前や肩書きに惑わされてはダメだという話だ!」
ユリア 「確かにね・・・」
「麺王なんて名前を名乗ってるのくせに、
カレーまんとか、カレーパンとか大好きだよね、あんた」
カレーまんとか、カレーパンとか大好きだよね、あんた」
麺王 「さ、さてと・・・」
「カレーラーメンでも食べるとするか!」

麺王 「というわけで、藤原製麺の天王寺動物園だ」
「大阪だから虎なのは言うまでもない」

麺王 「麺は幅広で、茹で時間なんと7分」

麺王 「カレー麺はネギ多めが美味いぞ」
ユリア 「このラーメン、カレー麺では数少ない当たりね」
麺王 「うむ、カップヌードルのカレー以上と言っても過言ではない」