
ユリア 「ねぇ、このチルドの焼きそば、そろそろ賞味期限じゃない?」
麺王 「う、うん・・・」
ユリア 「なに? 焼きそば、好きでしょ?」
麺王 「無論、好きだが、今日はカレーな気分だったから・・・」
ユリア 「じゃあ、両方、食べればいいじゃん」
麺王 「フッ、さすがはユリア!」
「その器、東京都知事にも勝るわ~!」
ユリア 「褒めてんのか? それ!」

麺王 「という事で、この麺と、LEEの20倍を使います」

麺王 「見よ! これぞ、カレー焼きそばだ!」

ユリア 「う~ん、普通に美味しいんだけど・・・」
「カレーね」

麺王 「カレーだな・・・」
ユリア 「麺も具もカレーに負けてるわね、圧倒的に」
麺王 「う~む、なぜだ?」
「カレースパゲティはイケるのに・・・」
ユリア 「まあ、こういうこともあるわよ」

麺王 「ぬうぅ、このまま、引き下がる麺王ではないわ!」
「勝つまで止めぬのが、我が兵法」
「リベンジあるのみ!」

麺王 「これなら、どうだ!」
「塩焼きそばをベースに、カレー粉やクミンでカレー風味を付けてみたぞ」

ユリア 「うん、これは、ちゃんとカレー味の焼きそばになってる」
「でも、乙女にカレー焼きそばのダブルヘッダーはキツいわ・・・」
麺王 「いや、自分で乙女という時点で、乙女ではなかろう」
ユリア 「おい、言ってくれるじゃないの!」
麺王 「2杯とも完食してるのは誰だ?」
ユリア 「・・・・・」