
麺王 「うぬが元斗皇麺のファルコか!」
「戦うか、退くか、どちらか選べい!」

ファルコ 「どちらも選ばぬ!」
「このまま、この村を素通りしてもらいたい」
麺王 「なんだと!?」

ファルコ 「ただでとは言わぬ」
「元斗の村に伝わる、この伝説の聖杯をもっていくがいい!」

麺王 「むぅぅ、こ、これは!?」


麺王 「ならば、ファルコよ、見届けるがよい!」
「この聖杯、見事、使いこなしてみせるわ~!」


麺王 「これが、我が全霊のチキンラーメンだ~!」
ファルコ 「ぬぅぅ! お湯の量、卵の煮え加減、共に申し分なし!」
「やはり、恐るべし、麺王!」
「もし戦っていたら、
このファルコの力をもってしても、良くて相討ちであったわ」
このファルコの力をもってしても、良くて相討ちであったわ」