ブログネタ:閻魔の館

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本文はここから


とりあえずぱんだは天国に行けます。
際どいらしいですけど・・・
際どくても行ければいいです。


腐っても鯛。
ってことですねにひひ


ちなみにまだ『閻魔の館』に行っていない方に説明しますと、『閻魔の館』とは、いくつかの質問に答えることで、あなたが死後、天国に行けるか地獄行きかを判定してくれるサイトです。


判定結果はスグに地獄(株)の代表取締役、閻魔大王から届けられます。
たぶん、派遣の鬼とかが書いてるんでしょうけどねにひひ


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


さて、天国と地獄を扱った物語は世界各国にたくさんあります。


有名なところでは
ダンテ『神曲』
ゲーテ『ファウスト』でしょうか。


「時間よ止まれ、おまえはとても美しいから」
という有名な言葉は、ファウストの終盤に出てくる台詞ですね。


そして日本においては・・・


浅田次郎大先生の
『椿山課長の七日間』


現世に未練を残した人間が、生前の自分とはまったく別の人間として7日間だけ生き返れるという話しです。
生き返るためには審査を受けなくてはいけないのですが。


そしてもう一作。


浅田先生の著作に
『天国までの百マイル』という小説があります。


これは死後の天国を描いた作品ではありません。


全てを失った男、職も家族も無くした冴えない中年の男が、
心臓病の母を名医のいる病院に運ぶ話しです。


今、人に貸していてその本は手元にないのですが、
天国と聞いて思い出したのはその本のことでした。


ぱんだは本についてのブログを書いていますが、今日読んだ本について書いているわけではありません。


直近で読んだ本について書こうとしたら・・・
半月くらいブログが更新できません。
この間の『キッス キッス キッス』は読んでたんです。
読み終わったら書こうと思って・・・気がついたら半月たってました・・・ガーン
読むの遅いんです。極端に・・・


というわけで、本棚を眺めながら今日はどれを書こう・・・
って探すわけなんですが、何かのキーワードで内容を鮮明に思い出してしまう本というのがあるんです。

『天国への百マイル』はそんな本のひとつでした。


詳細を覚えてはいません。
いくつかの場面が思い浮かぶんです。


主人公の名前すら覚えてはいませんが、
バンに母親を乗せて心臓外科の名医のいる病院を目指す男の物語です。


途中、知り合いのやくざのお兄さんに暖かい言葉をかけられたり、
ドライブインではトラックの運転手のお兄さんたちがエールを送ってくれたりします。


海辺の病院。
千葉だったと思います。


東京の病院から千葉の病院までの距離が100マイルだったのだと記憶しています。

そして名医らしからぬ風貌の医師との出会い。


いくつかの場面がよみがえります。

もっともぱんだの中のイメージなので、それが正確であるかどうかはわかりませんが・・・


ともあれ、泣きながら読んだことを覚えています。
ティッシュペーパーの山ができました。


涙なくして読めません。
浅田先生の作品の話しをするとき、必ず使ってしまうフレーズです。


ワンパターンですみません。


でもほんとうに切ないです。
巷では「泣かせの次郎」とか言われているらしいですが・・・・・・
ぱんだにとってはまったくその通りです。


『天国までの百マイル』
主人公が母を背負ってたどる道は、気づきの道でもあります。


全てを失ったと思っていたのに、実はなにも失ってはいない。
大切なものはいつかもあったし、今もある。


百マイルの先に、主人公はやさしい奇跡に出会うのでしょう。


なんか昨日書いた『クリスマスツリー』につながりましたね。


たぶん奇跡は誰にでも起こり得るんだと思います。
気づきさえすれば。


ぱんだはそう思います。


ジュリー サラモン, Julie Salamon, Jill Weber, 中野 恵津子, ジル ウェーバー
クリスマスツリー

今年もやってきましたね。

クリスマスシーズン。



ぱんだの家の近所には、毎年華やかなイルミネーションを飾るお宅が3件もあるのでけっこう楽しいです。

今年はさらにバージョンアップしていてすごいです。



田舎で街灯もないのですごく目立ちます。

クリスマス気分満喫です。



さて、本日の一冊は

ジュリー・サラモン著、

『クリスマスツリー』です。



アメリカはワシントンスクエアのロックフェラーセンタークリスマスツリーを題材にした物語です。



1995年のクリスマスツリーがある修道院から寄贈されたことにヒントを得て書かれたものだそうです。



一本の木が起こしたやさしい奇蹟。



幼い頃に両親を亡くした少女とドイツトウヒという木の交流の物語です。


舞台はニュージャージー州のブラッシュ・クリーク。

天涯孤独となった少女アンナは、自然豊かな修道院に引き取られます。

彼女の孤独を救ったのは、一本の木でした。

アンナはその木を「トゥリー」と呼び、悲しいことやうれしい出来事を物語りながら成長していきます。

そしてそこで一生を送りたいと、シスターになるのでした。



人知を超えた奇蹟の物語ではありません。



とても静かな物語です。

とてもおだやかな奇蹟です。



共に50年余りを生きた「トゥリー」はやがて寿命を迎えようとしていました。



そしてアンナは決心します。



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



クリスマスツリーというのはもみの木だとばかり思っていました。

ドイツトウヒは常緑樹のわりに成長が早いということで、よく使われるようです。

他にはカナダトウヒ、ベイマツなどだそうです。



ドイツトウヒは成長が早い分、寿命が短く、他の木が絶頂期を迎える30年目頃には早くも衰えが見え始めるといいます。



アンナが「トゥリー」に出会ったのは、6歳のアンナとちょうど同じ背丈の頃。

何でも話せる友達でした。



ロックフェラー・センターには造園管理部というのがあって、毎年ツリー用の木を探すのも仕事の一つなんだそうです。


思い通りの木を見つけるのはとても大変なことのようです。

見つけたとしても、持ち主が譲ってくれるとは限りません。



語り手である造園部長ジェシー・キングは、シスター・アンソニーの「トゥリー」への思いを知ったとき、決して手に入れることは出来ないだろうとあきらめていました。



でもシスターの人柄に引かれ交流は細々と続きます。



そしてやがて奇蹟は、彼の上にも訪れたのでしょう。



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*



ロックフェラー・センターでは今年も11月30日から来年1月6日まで、クリスマスツリーを点灯するそうです。

ロックフェラー・センターの宝石。



みなさんにもやさしい奇蹟が訪れますように。



たまにはそんなことを祈ってみようかと思う今日この頃のぱんだなのでした。



口コミ番付に投稿しようと思っていたのに・・・

本を探して読んでいる間に、終了しちゃいました。


『あなたはキスしていいって聞く派、聞かない派?』

っていう口コミネタがあったんですよ。ずいぶん前に・・・ガーン



ちなみにぱんだは

「キスしていい?」って聞かれたら、90%くらいの確率で

「なんで?」って答えるような気がします。



聞かれたことないけど・・・



で、関連書籍・・・というわけでもないのですが、

『キッス キッス キッス』

という本があります。

著者は渡辺淳一さん。



明治から大正、昭和を生きた著名人19人のラブレターについて書いたものです。


以前買って読まずにしまいこんでいたのを思い出し、ようやく今日読み終わりました。



いやー・・・

情熱的です。



平成時代のみなさんはラブレターなんて書くのでしょうか?

電話やメールが発達した現在、愛の告白はやはりそのどちらかでしょうか?



明治、大正、昭和(初期)。

時代背景も現在とはまるで違います。



山本五十六元帥のラブレターも掲載されているのですが、

日付は昭和16年12月5日。

真珠湾奇襲の3日前です。

山本元帥は日米開戦に反対していたのですが、陸軍の強硬な意見によって開戦が決定します。

このとき、元帥が最善の策として提案したのが真珠湾の攻撃でした。

パールハーバーに集結した米軍の海空軍機動部隊を叩けば一年間は戦況を優位に進められる。

その間に日本にとって有利な条件で講和条約を結び戦争を終結させる。

というのが、山本五十六大将の提案でした。

結果は、緒戦の勝利に驕った日本軍が退き時を逸して、4年後の敗戦へとすすんでいってしまうのですが・・・



それはともかく、当時メールはなく手紙も全て軍によって検閲されているという状況でした。


反政府的なことはもちろん、国家が不当と判断したものは配達されないということです。

連合艦隊司令長官であろうと、その私信は全て検閲の対象でした。



連合艦隊司令長官、山本五十六、57歳。

愛人、河合千代子、37歳。



出会いから10年。



その間、軍神山本五十六と千代子との間では、たくさんの手紙、ラブレターが交わされました。

押さえた表現の中に込められた思いは、おくられた当人にしかわからないのではないかと思います。

昭和18年、4月2日付けの最後の手紙には遺髪も添えられていたといいます。



゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚



不自由な状況ということでは、

宮本顕治、百合子夫妻のものがあります。



宮本顕治は戦後共産党の議長をつとめた方ですが、昭和8年から終戦の昭和20年まで獄中にありました。

この間の、妻百合子との往復書簡は1500通にも及ぶそうです。



9歳年上の妻、百合子。

二人は恋人であり、同志でもありました。



困難な時代が二人をより強固に結びつけたのでしょう。

共に戦い、共に生きる。

会えない12年間。ラブレターは二人の心の支えでした。



『キッス キッス キッス』では19人のラブレターを取り上げています。



世の中にはこんなにいろいろな人生があるのか。

という感じです。


人生が情熱的だからラブレターも情熱的なのか、

ラブレターが情熱的だから、人生がそれに引きずられたのか・・・



いずれにしろ、メールでは伝わらない生の叫びという感じです。



作者の渡辺さんは書いています。

「ラブレターのひとつの効用は、書いているうちに心が高ぶり、目前に相手がいないこともあって、実際に思っている以上に強く書いていけることである。」



そんなものなのでしょうか?



「恋は一種の凝縮作用だから、愛の思いが高ぶり凝縮することで、一層、相手への説得力が増してくる。もっとも、ときにはそれが強すぎて相手をたじたじとさせ、怯えさせることもないわけではないが。」

(株式会社小学館発行 渡辺淳一著 「キッスキッスキッス」より)


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚



タイトルになっている『キッス キッス キッス』

は当時、早稲田大学の教授であった島村抱月が、女優、松井須磨子にあてたラブレターの一節です。

「・・・セップンしてセップンして。死ぬまで接吻してる気持ちになりたい。まァちゃん、キッス、キッス。」



島村抱月、42歳、5人の子持ち。



たぶん時代背景なのでしょう。

早くに結婚している人が多いせいか、今でいうところの不倫が多いです。

(この本の中の19人に限ってですが・・・)



困難が多い恋愛のほうが情熱的になれるというのはどうやら本当みたいです。

今の時代、困難な状況を見つけるほうがむずかしいかもガーン



とりあえずぱんだもラブレターでも書いてみましょうか。

その前に夜も眠れなくなるくらいの恋をしなくちゃいけませんね。



もっとも、夜眠れなくて昼間寝てても誰にも怒られない。

好き勝手に生きられるぱんだには、困難を乗り越える必要のある恋に出会うこと自体難しいかも・・・



困難といえば、好きになった相手がぱんだを相手にしてくれるかくれないかだけ・・・


・・・なんだか虚しいしょぼん


渡辺 淳一
キッスキッスキッス