宇和島市内で外壁塗装工事を行っていた現場が、先日完了しました。お施主様のお宅にお伺いし、工事のご報告と工事費用のご請求をさせて頂きました。
外壁塗装工事については、一見簡単そうに見えますが、実は建築業界のプロがしっかり監理した方がいいとされる現場の一つです。おおよそ１０年に１回と言われる外壁塗装は、他人事ではありません。現場での行き違いがあり、トラブルにもなりかねないので、ここは、私のような建築士を介して工事を行った方がスムーズに進むと思われますので、ご紹介します。
＝＝＝＝＝＝
こんにちは！古民家専門の建築家 一級建築士の與那原浩です。築50年以上の古民家を中心とした耐震診断・耐震設計・耐震補強工事・古民家リノベーション工事を行っています。
うちは設計事務所とはいえ、一般建設業の許可も取っておりますので施工の請負もしています。建築業界に入って、４０年のベテランですので、お施主様のご意向を現場に反映し、うまく現場がまわっていきますよう、常に心を砕いております。
外壁塗装については、１１月にもブログで書きましたように、ただ外壁を塗るだけではありません。外壁塗装の目的は、外壁の素材劣化を抑え、防水性を維持すること。
①足場を組む
②外壁の洗いをする
③コーキングや軒天、屋根などの外壁全体の劣化や傷んだ箇所を補修する
④塗装は３度（下塗・中塗・上塗）行う
⑤点検
⑥足場を外す
という工程を行います。なので、そんなに簡単な工事ではありません。良心的な塗装業者でなく、おざなりにされてしまうと、外壁塗装代金に高額払ったのに、後で家が傷んでしまったという、悲しいことにもなりかねません。
なので、訪問してきたよく分からない塗装業者に任せてしまうと、傷んだところを補修せず、外壁塗料だけ塗って代金だけガッツリ取られてしまうというトラブルが起きやすいのです。
今回の現場は、私が信頼している塗装業者にお任せし、お施主様のご自宅の外壁だけでなく、隣に建っている倉庫の屋根塗り・樋の掃除なども行って頂きました。
もちろん、私が請け負っている現場ですので、頻繁にお伺いし、現場監理もさせて頂きました。塗装する面積がかなり広いのにも関わらず、丁寧な塗装にお施主様にも大変喜んで頂きました。
目地塗は、雨が侵入しやすいところなので、特に丁寧に行って頂きます。
外壁に付随している雨樋もしっかり塗装してもらいます。
土台水切りも塗装し、サビや劣化から守ります。
軒天は雨水に当たりやすいところなので、しっかり塗装してもらいました。
見えないところが重要です。全てにおいて、丁寧な塗装を施してもらいました。
外壁塗装は見えるところ全てで行います。点検しましたが、どこも丁寧かつ綺麗に塗装されていました。
１３年ぶりに外壁塗装され、お施主様のお家が輝き、喜んでいるように見えます。
施工してもらった塗装業の方は、いつも私が現場をする際にお願いしているところですが、私の想像以上に配慮して頂きまして、お正月も気持ちよく迎えられると、お施主様は大変喜ばれていました。私もとても嬉しく思います。
家は、劣化したところをそのままにしておくと、劣化がさらに進み、補修費用が高額になってしまいがちです。特に、外壁や屋根は家を雨水から守る大事な箇所ですので、早め早めの行動が肝心です。
ご心配な方は、お気軽にご相談下さい。よろしくお願いします！
↓ ↓ ↓
メールでお問い合わせされる方は、こちらへ
↓ ↓ ↓
今日も最後までお読み頂きありがとうございました！