孔雀のインキ | 椿日記

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ごきげんよう、國枝志帆です。





孔雀のインキを使っています。
とてもいい色です。まさに孔雀の羽の色。






早春のレモンに深くナイフ立つる
をとめよ素晴しき人生を得よ

――葛原妙子



孔雀の羽の色だからか、
美意識を感じるインクです。



この色に合う言葉を言葉帖で探したところ、
葛原妙子さんの短歌が目に留まりました。
レモンの香りがするような清々しい短歌、
大好きです。



孔雀は鮮やかなイメージがあったので、
もう少し派手で使いにくいインクなのかと思ってましたが、予想に反して使いやすいです。



落ち着きのある和風な華やかさ。
着物にありそうな色です。



青緑なのに、あまり赤光りしないところも読みやすくて気に入りました。






蛍光灯の下で撮ると、こんな感じ。
こちらの方が実物に近いかもしれません。



似ているわけではないのですが、
月夜のインキを思い出しました。



トーンアップして緑にしたら孔雀、
トーンダウンして紺にしたら月夜のような。
あくまで私の感覚です。





紺色つながりでいうと、
色彩雫には月夜と深海があります。



明るい紺が月夜、
暗めの紺が深海だったと感じます。
私は深海 派です。






思わずリピートしてしまいました。
インクのリピートは初めてです。
二代目の深海も、ずっと気になっていた朝顔も使えるのが楽しみ。



これからも
インクの記事は書き続けていきます。



最後まで読んでくださって感謝します。



あなたの今日が、
幸せな一日でありますように。