キリン ラガー販促MTBの修理(GIANT製 鉄フレームのルック車) | 休業日報

休業日報

地味な自転車や機械、軽トラの事。

表題についてはレストア、オーバーホール、修理、戯れるのうち何を使うかはよく悩む。


まあレストアと言う言葉の定義もアレなので、私のやってる事がレストアじゃねえとか思う方がいらっしゃっても当然です。


私の中の定義では


レストアという言葉を使う時は、長期的に信頼できる形で日常利用可能なレベルまでの機能を「車体全体的」に回復させる修理を指しています。


オーバーホールは上記レストアの定義を「車体一部分」に当てはめた内容で、機能劣化や故障の有無は問わずに行う場合。


修理はオーバーホールと被りますが、機能劣化や故障がある場合の表現です。


戯れるは説明不要かな。


別にこれ以外の使い方が間違いと言うつもりは全くありません、読んで頂いてる方が混乱しない程度にと言う話です。


気づいた方がいるかはわかりませんが、私のレストアなどの定義には一切見た目についての言及がありません。


見た目はオイリーラグレストレーション的な、経年劣化をその車体の積み重ねてきた歴史として受け入れます。


レプリカ再塗装とか使えるパーツをピカピカのデッドストックにビシバシ交換するのは、嫌いではありませんけどお小遣い的な意味で無理です。


まあ、平たく言うとビンボーだから安全に走れる様にはするけど、見た目にはお金掛けられませんと言う話ですね(笑)


それはさておき


朝から手放したフレーム2本の梱包と発送を行い、以前乗っていない自転車を譲っていただけるように頼んだ所に返事を聞きに行く。


その帰りにロードマンとマディフォックス、GTが置いてある家に交渉に向かう。


数年前に一度だけコンタクトを取れたのだが、それ以後は一度も会えていない。


今回は全部駄目。


まあ、仕方がないのでアストロプロダクツに寄りパーツクリーナーをまとめ買いして帰る。





それほど傷んではいないがフロントフォークが若干引っ込んでいたりするので、まあまあ手間がかかる。


コレクションに入れるかは微妙だけど、一先ず修理と自分好みに仕様変更する。





また誰かが馬鹿力でVブレーキのネジを締めていたらしい、軸が太っちゃってVブレーキ側のスリーブが抜けない。


2000年式だが、新しくても楽に修理出来るとは限らない。


またダイヤモンドヤスリで地味に削り込む。





グリップシフターは両側破損。


このSRAMのらしいシフターはジャンクとして手に入れると、大抵は壊れてる。


何処かに破損があるからジャンクになるんで当然と言えば当然。


それはいいんだけど、別なシフターを使わなければならない。


残念ながらサムシフターの在庫が無い。


手放すかもしれない車体には、勿体無くてサムシフターを使えない。





そこら辺に転がっているSHIMANOの一体型ブレーキレバーとテキトーなグリップを使う。


インデックス付きのシフターには興味が薄いから型番は知らない。





フォークの修正をしてホイールベースが30ミリ伸びた。


普通の見た目になった。





ステムを交換して薄型サドルにしてみたら、思ってたよりもカッコよく見えてくる。


サクッと組んで、とっととジモティー送りにしようかと思ってたけど、どうしようかなあ。





安っぽさはあるがパーツのデザインは悪くない。


一応、愛着が無いのでBB周りは手抜きで放っておこうとしていたが、あまりに回転が渋くなっていたので、我慢出来ず分解清掃してリテーナー交換とグリスアップ。





ラガービールの販促MTBとはいえ、プレミアが付くレベルの需要は無いだろうからヤフオクに流すのは面倒、と言うか出してもいいが、梱包の手間が掛かる割には利益が薄い。


面倒言わずに取りに来てくれるなら、鉄屑入手時の価格そのままでいいのにな。





安物の割にはステムにカートリッジ式ベアリングを使っていたりと、いろいろ気をつかった仕様。





ステムを低くて長めの物に交換して、サドルを薄い物に交換したら思ってたよりカッコいい。(個人の感想です)


もう少し丁寧に直してコレクション入りさせるか?


そのままジモティー行きか?


しばらくは乗ってみるか?


どうせ冬が近いので北海道では自転車が売れない。


大手リサイクルショップに持って行って買取価格調査をするのも面白いな。





さて、次回からはHAROのBMXをやりますか。


パッドで隠れていた部分は新品同様。


他は地肌が全く見えないほど錆が進行。


真鍮ブラシで擦っても錆が落ちない。


このポンコツとどう戦うのか。


乞うご期待。(特に期待されていない)