浴室 -81ページ目

狂っていることを

ああ、狂っているのですねと受け止めてしまう時点で思考回路停止



落ち着いたとか言われるけれど落ち着いたんじゃなくて擦れたっていうか



妥協点を見出すことにストレスを感じなくなったのか慣れなのか



人間ってこんなものなのかなぁ知らない



昔あれだけ自分に対して仕事に対して嫌な気持ちを持っていた自分はもういなくて



何を考えてるんだか知らないけれども別にどうでも良いやと思う



わたしはこの仕事は長く続けるつもりはなくてもう何年かでやめたいんだけれども



でも相手はそうでもないみたい



んんん



まぁでも今だけの話だし、基本的に信用してないから



なんだろう?相手は、わたしが良いって言ってくれるけれども



わたしはお金をくれれば誰でも良い



ああ、そんなこと言わないけど



言葉を飲み込むということ、都合の良いことだけ口に出して



後は仕舞い込む、言葉にならなかった言葉はわたしの中に吸収されて



いつしか消える、消えた後、何もならない残らない、残したくない


狂ってる

わたしも、わたしに金を払う男も


みんな狂ってる


側にいてくれるだけで幸せとか、好きとか、会えるだけで幸せとか


父親と同い年の男の抱かれられるわたしも、娘と同い年のわたしを抱ける男も


狂ってる



手に入るお金の価値が判らなくなる


わたしが金を持っているわけでもないのになんだか金持ちになった気がして


金銭感覚が麻痺する



よく風俗の方とかが金銭感覚が麻痺するのが判る



強く、しっかりと自分を持って生きていかなければならない



稼いだお金を使ってしまっては本末転倒



抱かれた後の過呼吸



慣れたと思ったのは頭だけで


体はまだなのかもしれない

相互

わたしは男のようになりたくて


彼は女のようになりたくて


でもお互い別の性別になりたいわけではない



それはつまり男として女として何か受け入れられないものがあって


憧れているだけのないもの強請りだと思う




けれどわたしはどこまで行っても女で


彼もどこまで行っても男




彼と付き合って結構な日にちが経ってきたけれど


お互いのバランスが少しづつ変わってきているような気がする




彼は昔よりも優しくなったと思うし


わたしは昔より甘えられるようになったと思うし


何より彼がわたしに対して男としてのプライドや気持ちを持ち始めたのが


きっかけだと思う




それは見栄であったり、無理な背伸びかもしれないけれども


優しさであったり受け入れてくれることであったり甘やかしてくれることであったり


守ってくれることであったり




わたしが彼と付き合ういつれて女としての自分を少しづつ好きになれているように


彼も又男としての自分を好きになれているのかもしれなくて


それは所謂一般的な普通のカップルの


普通の気持ちになっているのかもしれない


癒されるってこういうこと?





2人が一緒にいる形は少しづつ変わってきていて


それが又それで自然なんだけれども


無理なく、いつかもっと2人の形が強固なものになって


癒されれば良いね