ベロニカデスサイズ様
いつも心優しいお言葉ありがとうございます
そしてお返事遅れてしまい申し訳ございません
その後お変わりありませんか
わたしは元気です
もしよろしければ又お気軽にコメント下さいね
花魁
ベロニカデスサイズ様
いつも心優しいお言葉ありがとうございます
そしてお返事遅れてしまい申し訳ございません
その後お変わりありませんか
わたしは元気です
もしよろしければ又お気軽にコメント下さいね
花魁
SMは
やはり信頼関係の上に成り立つのだと思う
従から主への信頼関係だけではない、主から従への信頼関係も必要だと思う
過去の記事にも書いたけれど
彼が首を絞めてと言った時わたしはとても嬉しかった、それは信頼の証だと思ったから
でもわたしは彼を信頼していなかった、そして好きでもなかったと思う
わたしのマゾヒストであり、恋人である彼
わたしの手ので射精をした後、ある時言った
「いつも一人でしているみたいで、後から、虚しい」
わたしは言った
「イっているのに何が不満なの」
泣きそうな顔
挿入したいとそんな当たり前の言葉すら言えずに、口の中に飲み込むしかなかった彼は
きっとSMという行為で、わたしに傷口を舐めて欲しかったのに
涙を拭って貰って、信頼を得たかったのに、逆にわたしに傷つけられて、消耗していったのだと思う
できるけれど、やりたくないわたしはそんな彼を見て見ぬふりをして
名前すら知らない男に金を貰って抱かれに行った
プライベートでは本当に潔癖症なわたしに彼は数時間前にわたしが他の男に足を開いて
「気持ちが良い」
だとか
「もう駄目」
だとか言ってる
ことなんて考えられなかったと思うけれど
「あなただけが好き」
と言いながら、彼に口付けをしたり、彼を抱きしめたり、そんなことをしているわたしを
客観的には滑稽に見えるんだろうななんて思っていたわたしは
そんなわたしを考えながら、かなりイカれていると思っていた
否、正確にはおかしくて仕方ないと思っていた
彼に対する罪悪感なんて全く無い
ただ、わたしの美学から、嘘をつくなら墓場まで持っていこうとそう考えていた
わたしの好きな文章を書く人が、SMのことを書いているのだけれども
その人の文章を読んでいると、わたしが彼としていたのはSMではなくて
SMの真似事だったのだと思う
Sだから、挿入されたくないとか、そんなのただの言い訳で
Sだから何かされて、素直に受け入れられないとかそんなのただの言い訳で
SでもMでも、わたしのマゾヒストである前に、わたしの恋人である彼を
受け入れてあげればよかった、ちゃんとセックスしてあげればよかったと思った
SでもMでも、別にセックスしたって、主従関係が壊れる訳もなく
お互いの信頼の上に、思いの上に成り立つなんてそんなこと
今更気付いても遅いけれど
でもそれ以前に、彼を愛せなかった、そんなわたしに罪はあるのだろうか
確実に彼からわたしに近づいてきたから
そんなこと、言い訳?
普通の幸せを探しているとも思えないわたしは、この先もこんなことを繰り返していくのだと思う
でもそれがわたしの選んだ道で、いつか、わたしがその報いを受ける日が来るんだろうか
なんてそんなことをぼんやりと考えながら、今日も生きている